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カテゴリ:銘品・逸品
溢れそうになっている冷凍庫の中を整理しようと思ったら、出てきた。 献上鮭。 これ、ただものじゃない。 毎年11月頃に頼まないとあっという間に完売。 間に合わなくて買えない年が多い。 食べ切れなかった数切れを冷凍にしていた。
解凍して真空パックを開ける。 このまま焼いて熱々ご飯で食べようかな。。。 献上造りは今の塩鮭と較べるとしょっぱいけど、ギトギトした脂もなく旨みが違う。 皮も旨い。 あ、ご飯がない。 土鍋で炊くか。。。 米を研ぐ。 水を切ってしばらく置いておき、土鍋に移す。 待っている間に浮かんでしまった。 野菜室を覗く。 シメジ、シイタケ。 ニンジン、生姜、青ねぎ。 昆布でダシをとる。 松前漬け用の細く切った昆布だと、ダシをとるのも早い。 シメジは縦に裂いて、シイタケはスライス。 ニンジンは細い短冊切り。 生姜は細かい千切りにして水にさらし針生姜にしておく。
土鍋の米に昆布ダシを張り、酒、醤油で香り付け程度に薄く薄く味付け。 ニンジン、シメジ、シイタケを少し残して散らし、献上鮭をドンと置く。 あとはフタをして、いつものように土鍋でご飯を炊く。 沸騰してきたら火を弱めて水蒸気の状態をじっと観察する。 勢いよく出ていた水蒸気が落ち着き、焦げた匂いがしたらすぐに火を止め蒸らしに入る。 10分ほど蒸らしたら、青ねぎを散らし、針生姜を乗せて、献上鮭の炊き込みご飯の出来上がり。 いい香り。
この間、ダシをとった昆布を使ってもう一品。 残しておいたシメジ、シイタケ、ニンジンも入れる。 酒、みりん、醤油で炒り煮。 ゴマを入れて出来上がり。 ちなみに少し水気が出てしまったなと思ったらゴマをたっぷり入れるといい。 まず鮭の骨を取り去って、ご飯を混ぜる。 お茶碗によそって生姜を乗せる。 おいしいぃね。 献上造りの鮭が焼いたときと違い、蒸されてふんわりと柔らかい。 生姜と一緒に食べると贅沢を感じる。
昆布とキノコの炒り煮。 うん、いい、いい。 炊き込みご飯とよく合う。
普通の塩鮭でもおいしいのかな。。。
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