今年は戻り鰹を食べ損ねたので、、、って今ごろ気付いた、、、代わりに牛肉のたたき
これ、なんだかわかる?プランターで栽培しているタンポポ。初収穫。ごく普通に道端に生えているタンポポの綿帽子を取ってきてプランターに蒔いていた。ちなみに「少年よ大志を抱け」のクラーク先生の連れてきたブルックス先生が野菜としてセイヨウタンポポを輸入、栽培したんだよ。柔らかそうなところを収穫した。でも、サラダにするには少ないね。 ステーキにでもしようかと、牛肉を買っていた。安物の大きなオージービーフ。よく見ると赤身のちょっと固そうな肉、、、ステーキにするにはちょっと無理かも。。。牛肉のたたきにでもしますか。そういえば、今年は戻り鰹を食べ損ねた。戻り鰹のたたきを食べてない。どうせなら、カツオのたたき風にしてみようか。 僕は本場の高知のカツオのたたきよりも、博多で食べた薬味たっぷりのカツオのたたきが好き。もちろん高知のカツオのたたきもおいしい。分厚くきってニンニクをガッツリ挟み込んで食べる。でも、薬味が「これでもかっ」というくらいたっぷりかけてある食べ方のほうが好きかな。。。そんな訳で、まずは針ショウガをたっぷり切る。それから、ニンジン、大根を細千切り。大量だからスライサーでチャッチャと千切りにすると楽。 かいわれ大根も2cmくらいに切っておく。青ネギは小口切り。たっぷりと。本当はミョウガとかあるといいんだけど、ない。シソもない。ニンニクは、、、明日の匂いが気になるので止めておく。こんがりと油で焼いたニンニクチップがあってもおいしい。 ポン酢を作る。お酒とみりんを煮切り、アルコールを飛ばす。醤油、砂糖、酢を入れてひと煮立ちさせ、火を止めてレモン汁を入れる。味見をして、 酸味が立っているようなら砂糖を、味がボケているようならレモン汁を入れて調整する。 安物の大きなステーキ肉に塩、コショウをして、普通に焼く。表面が香ばしくなるように強火で焼いたら、フライパンから取り出す。しばらく焼いた肉を寝かせて、中の肉汁が落ち着くのを待つ。あとは柳刃(刺身庖丁)で薄く削ぎ切りにしながら、大きめの皿に並べていく。薬味の大根、ニンジンの千切りをたっぷりかける。針ショウガもかいわれも満遍なく散らす。実は青ネギを2種類散らしている。小口切りの青ネギの半分をステーキを焼いたあとのフライパンに入れて赤ワイン、醤油を少々。この青ネギソースを薬味の上に散らす。残り半分の生の青ネギの小口切りも散らす。最後にタンポポを飾ったら、牛肉のたたきのできあがり。 食べる直前にポン酢を薬味の上から廻しかける。牛肉の上にたっぷり薬味を乗せて、パクリ。ははは、おいしい。笑っちゃうほど旨い。このたっぷりの薬味が贅沢な味を演出してる。あ、タンポポは、ほんのり苦味があって実においしい。薬味と肉ともよく合ってる。 そうそう、スーパーとかで売ってるカツオのたたきでも、同じように皿に敷き詰めてたっぷり薬味をかけて食べるとおいしいよ。今年は戻り鰹を食べ損ねたけど、まあ牛肉のたたきで我慢してやろう。。。それにしても、おいしかった。