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テーマ:今日の出来事(292809)
カテゴリ:ココロのこと
明日は入社して仕事をするために必要な資格を取得するための試験がある。
それに合格するための勉強を、今までの研修でしてきた。 勉強そのものは、正直言って楽しかった。 今までバラバラのカードだった知識が、研修で隙間を埋めて、組み立てられて、どんどん立体になっていくような感覚。 時々、座って聞くだけの時間に居眠りをしてしまったりもしたけれど、そんな勉強の仕方をしていても、結構順調に試験対策はできていた。 数日前から始まった模擬試験でも、毎回合格ラインをクリアしていたし、全問正解したりしていた。 講師に褒められたり、周りの研修生が苦戦している様子を見て、 『人並み以上のことができている自分』 にびっくりしつつ、嬉しい気持ちでいっぱいだった。 配属される営業所にも、明日が試験なので同じ研修生と一緒に挨拶に行って励ましてもらってきた。 自分がうつ病で、薬を飲んでいることへの不安をすっかり忘れていた。 『もう、明日の試験は大丈夫。次の事を勉強しなくっちゃ』 と思いながら帰宅しようとした。。。自宅まであと数分という時。。。 『残念ですが、先日の健康診断の結果、入社してもらえなくなりました』 という電話がかかってきた。 試験を受けて合格してしまうと、そのままその会社の人間として登録されてしまうため『試験は受けないで下さい』とも。 支社長との面接でも大丈夫そうだったし、健康診断の問診では、医師から『今どんな薬を飲んでいるか』すら聞かれずに健診が終わって1週間以上経っていた。 そのまま研修を受けさせてもらえたので、勉強の楽しさと忙しさで 『現在、服用している薬がある』 と正直に申告していたことなど、すっかり忘れていた。 でも、それが本社の書類選考でアウトになったらしい。 医師から就業許可が出ている診断書を添付すればよかったのかもしれない。 でも、健診の時に問診で、飲んでいる薬の名前すら聞かれなかった=書類にも薬の種類についての記載はないはず。 ただ、『うつ病の薬を飲んでいる』というだけで、入社を拒否されてしまった。 つまりは、あの会社では病気の程度に関係なく、病名だけで 『”うつ病”という名がついている人間を正社員にしたくない』 と拒否することになっているらしい。 モラ夫と別居して以来、他人(組織)から何の根拠もなく存在を否定されずに過ごしてこれていたものだから、自分で思っている以上にショックだった・・・ 【うつ病】 と書かれたシールがワタシの背中には貼られていて、それを見られたら 「あなたはいりません」 と拒否されてしまうイメージが頭の中に浮かんできて、考えないようにしようとしても、そんなイメージは消そうとしても、消そうとしても、何度も頭の中に浮かんでくる。 病名を話したのは、就職の話が出る前の別の話の中でだった。 直属の上司になる人に知られてしまったのに、入社試験や応募書類に薬を飲んでいることを隠すこともできないからと、正直に書いたワタシがバカだったんだろう。 でも、書かずにそのまま入社できたとしても、たぶんあの会社は病名を知ったら、他の原因で体調を崩して休んだりしたら、営業成績が悪いとかいろいろ理由を付けて辞めさせられただろうな、と思う。 一番正社員への敷居が低いと思っていた職種ですら、こうなのかー、と凹んでしまう。 いつ仕事がなくなるかわからない派遣かパートの仕事をして、これから暮らしていかなくてはならないんだろうか。 それとも、ワタシはうつが悪化して、傷害年金で暮らすことになるんだろうか。 生命保険も何もかも処分して、生活保護で暮らすことになるんだろうか。 入社の適性試験は、ちゃんと大丈夫なのに。 資格試験も合格できるラインなのに。 研修期間中、遅刻も欠席もせずに通うことができるのに。 研修に無理矢理誘われたわけではなく、自主的に『この仕事がしたい』という意思があるのに。 【うつ病】の貼られたワタシは『仕事をさせられない。正社員にしたくない』人間にされてしまう。 差別だーーっっ!! 『片親の家だから』 と言われた時のと、同じような悔しさが蘇る。 ムスメには、まだ、 「会社に行けないことになっちゃったよ」 とは言えなかった。 ムスメの前で、凹んだ顔はできない。泣くなんて絶対ダメ。 でももう、ムスメが寝たので、泣いてます。 くやしいよぉぉぉーーー(><) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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