もろびとこぞりて ver.2,3
「もろびとこぞりて ver.2,3」作・北村想 演出・芹川藍2006年11月4日(土)、5日(日) 於 北九州芸術劇場小劇場東京、名古屋、関西で上演され、 すでに「名作」との呼び声高い作品。実は、劇団青い鳥の芝居は始めて見る。去年、劇団結成30周年を記念した公演が北九州であったが、残念ながら見なかった。今回は、小劇場での芝居という事もあり、期待しての初観劇であった。お話は、前半の3人で「もろびとこぞりて」を巡ってのコミカルなやり取り。一体誰を待っているのか。本当に来るのか。演出家なのか。脚本家なのか。そういえば、「もろびとこぞりて」の歌では、主は来ないずだね。後半は、いきなりエジバラ、ニュヨーク、ロンドンだ。エジバラは演劇祭なんだろうか。3人の独唱会、そして、名画座にかかるような映画の回想シーン。イングリッドバーグマンがイメージできる人は一体何人いたのだろうか。子豚のシーン。こりゃんだ。そして、旅行鞄を持って、去っていく行くシーンは、印象的であった。残念なのは、小学生の女の子が、芝居の間中ひそひそ話を母としていたことだろうか。会話劇なので、チョと、イライラした。興味がない人は、退席できるといいなあって、つくづく思います。演劇って、やはり、少数精鋭でなくちゃいけないのかもしれませんよ。しかも、この方たちは、招待券での入場だったようです。困ったものです。