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カテゴリ:毛筆
今日と明日は、公民館の秋の文化祭。 昨日は作品展示に行ったが、今日は展示室の当番で行った。 当番は、入り口横の長机のところの椅子に座っているだけ。 たまに質問して来る人が居たら対応するのだけど、 ほとんど無いから、もう一人の当番さんと小声でお喋りしたり、 他の人の作品を見て回るくらいで、 あとは行儀良くじっとしなくてはいけないから、疲れる。 これまでは、額に入れた物しか出品してなかったが、 今回は先生の勧めで、初めて半折に挑戦した。 6月の終わり頃にお手本を貰ったのだが、 最初のうちは書けるか書けないかもわからないのに、のんびり構えていた。 いざ書いてみると、全然書けなくてミミズの行列でしかない。 それで、8月から練習する日を増やし、 8月後半から提出ギリギリの10月初めまで、 毎日書き続けたが、やっぱり付け焼き刃ではダメだった。 仕方なく、たくさん書いた中から、幾らかマシなのを選んで持って行き、 その中から先生に決めていただいた。 夏の間じゅう、何もかもほったらかしで、 へろへろになって書き続けたのに、 先生の指導には追いつけないし、全く完成しないので、 焼けくそな気持ちで提出した。 先生も、長年続けている先輩方も、「表装したら良くなるわ。 人間も衣装がいいと見栄えが良いじゃないの」と慰めてくださった。 そして、昨日の作品展示直前に先生が 出来上がった物を持って来てくださって、 開いて見ると、確かにパリッとして良く見える。 文化祭が終わって持ち帰っても、到底飾れない気がするけど、 初めての半折だから大切にしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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