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次男くんは週末の自然教室に向けて、 今週は念のため感染予防で全員リモート授業に。 大袈裟とも思える慎重な対応ですが、 それだけ学校としても 「行かせてあげたい」という本気の姿勢なのだと思います。 さて、というわけで今日の休みは 在宅授業の次男くんの給食当番となりました。 残念ながらサイクリングはお預けですが、 こんな日にやってみたかったことを試します。 BRUNOのホイールのインチアップ、 ETRTOサイズを406から451化に変更できるか検証してみます。 他のサイトでは451化に成功した事例があるのですが、 心配なのでお試し用に、 中古で安いホイールを探してきました。 オークションで見つけた451のホイールは、 かなりの年代モノらしく、 リムはアラヤの青いステッカー、 ARAYAのロゴがうっすらと消えかかっています。 メッキにハトメ仕様の20インチのこのリムは、 1993年のカタログによると品番は「20A」のようです。 フロントハブはシマノ「RSX HB-A416」 リアハブも同じくシマノの「RSX FH-A416」 シマノのサイトでは「RSX」とは、 1995年~2000年ごろのシリーズのようで、 この後「SORA」になっていくみたいです。 スプロケットはシマノHGの8速、 ギアの構成は12t-21tでクロースレシオです。 私には硬派過ぎますね。汗 タイヤはIRCの「SIREN」 空気を入れてみます。 28-451サイズで 細身のオフロードタイヤです。 リアはバルブ辺りがパンクしていました。 さて、現行の406と比べてみます。 同じ20インチと思えない大きさですね。 では、 装着してみます。 まずはフロントから。 フォークとのクリアランスは全く問題なし。 当然ですがカンチブレーキは全然届きません。 やっぱり大きいな! ちょっとの差でしょうけど、 全然印象が変わりました。 自転車っぽい。笑 クリアランスはクリアしたので、 次はブレーキを試着します。 カンチブレーキに使用しているパワーハンガー。 たまには掃除しないとダメですね。汗 フォークの裏側から砂を拾ってました。 ひと通りきれいにして キャリパーブレーキの受け入れ準備はオッケー。 このフォークの穴を使用します。 もともとBRUNO純正では、 チドリの落下防止フック用の穴でした。 まず最初に451化を目指して漁ったキャリパーブレーキは、 ダイアコンペの「N500」 これも今日のホイール同様、 昭和の匂いのするシンプルなブレーキです。 リアはブリッジの穴が大きいので 手芸屋さんで革製品用のハトメを買ってきました。 ダイアコンペのブレーキをフロントフォークに取り付けます。 Rワッシャーはテクトロ製のを使用。 ピッタリ固定完了。 ガタもなく問題なさそうです。 ひょっとしたらシューがフォークに当たるかも、くらい。 その時は軸にスペーサー噛まして ブレーキ本体を前に出せばいいですね。 いいわー! かっこいい! でも、これは仮の姿で、 ここまでは前にも試したことがあります。 探し出した本命のブレーキはこれ! ダイアコンペの「ロイヤルコンペⅡ」 シュパーブプロの最終型と迷ったのですが、 この肩のロゴにしびれました。笑 それではいざ装着! 枕頭ナットタイプなので 軸は裏まで貫通しません。 他のサイトの451化の事例では この穴を拡張して 枕頭ナット化してる例もあったのですが、 怖いのでやめときます。 さっきの「N500」の軸を流用できればと思っています。 うおー!! やっぱりかっこいいー!! あっと? シューがリムに届かない!汗 数ミリ下げないと、 タイヤに当たってしまうけど これが一番下という。 そっかー。。。 ブレーキ位置を下に伸ばせる オフセットシューという手もあるけどねー。。。 シューの位置はどうにかなるとして、 続いて心配なリアへ。 リアのクリアランスはギリギリOKかな? ギリ、というかパンクしてるので厳密には不明。 空気圧がかかると当たるかも? スリックタイヤなら大丈夫かもしれないけど、 完全にクリアとは言い切れません。汗 メンテナンスや輪行時での脱着は確実に面倒くさそうです。 続いてシートステーのブリッジの穴問題。 ここはブレーキの軸より太い穴なので、 手芸のハトメを使ってみます。 今日はお試しなのでハンマーで叩いたりはしません。 いざキャリパーを装着。 惚れ惚れしますねー! そのロゴ! 心配なガタの調査をします。 本体側に押し込んだ状態。 前方に3~4ミリ動きました。 シューがステーに当たりそうです。 今度は後方に引っ張った状態。 同じくらい今度は遠ざかりました。 合計で6~7ミリのガタがあります。 ハトメで穴を埋めてもアールワッシャーを使っても、 3~4ミリはガタが残るでしょう。 いやハトメを使ったらアールワッシャーは無理かな。 それ以前の問題かも。汗 うーん。。。 かっこいいけど無理かなー。。。 リアのガタ問題は完全にクリアにはならないですね。 自転車屋さんで加工してもらえばいいんでしょうけど、 塗装し直しになるし、そこまではしたくはないかな。 実際はさらに体重とスピードが乗った状態になるし、 命を預ける部分だし、 このブリッジにブレーキ用の補強とかはないし、 ガタはあっても止まればいい、 とかそんな小さな問題ではなさそうです。 フロントはシューが届かない、 リアはタイヤのクリアランスと、 決定的なブレーキのガタ。 街乗りだけだったら問題ないけど、 下り坂でブレーキが壊れたり タイヤとブリッジにモノが挟まったりで 死ぬのは嫌なのでやっぱりリスクは避けておきます。 このサンツアーのカンチブレーキも レアなパワーハンガーも気に入ってるし、 406のままで安心安全優先ってことでよしとします! もしキャリパーブレーキにしたら このカンチブレーキのボルト部分が 溶接なので残ってしまいますし。 今の気持ちを整理すると、 このまま突き進みたい気持ちが3割、 だけど怖いのが5割、 カンチも好きになったのが1割、 その他、脱着の面倒さとかフレームへの不安が1割。 唯一、ロングアーチのVブレーキなら 心理的障壁はだいぶクリアですけど、 Vブレーキは全然好きじゃないんですよねー。 じゃ、やめよっかな! 大径化してまで速く走りたいわけじゃないし、 やれそうだからやってみたかっただけだし、 ギア比が重くなって坂道で困るかもしれないし。笑 じゃ、最後にもう一度、 幻の451ホイール姿で記念撮影! あっはっはー! 自転車っぽいわー! で、 いつもの406。 ダックスフンド的ですね。笑 いい夢見させてもらいました。 ありがとう!ダイヤコンペのブレーキたち! ありがとう!アラヤのホイール! そしてありがとう!ハトメ!笑 妄想が膨らみ過ぎてましたけど、 踏ん切りがついてよかったです。 BRUNOの最後の大きなカスタム、 理想のホイール組みは これで406サイズと決まりました。 451化はスッキリ諦められたけど うまくいけばこの貴重なアラヤのリムを使って 自分でホイールを組みたかったので そこだけちょっと残念です。 406のアラヤのリムって 探してもなかなか無いんですよねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.19 21:28:43
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