夕方の頭痛タイム
去年のクリスマスに子供達が義母からもらったプレゼント。マダム・アレクサンダー人形は毎年クリスマスの義母からの恒例のプレゼントになっていて、だいぶコレクションも増えてきました。おバカな私だから・・・なのかもしれないけれど、この頃、子供達の宿題が頭痛の種です。子供達が学校から帰ってくる3時頃になると、何となく気が重くなる。。。4年生のメーガンの宿題は(私にとって)次第に難しくなってきていて、お恥ずかしながら問題文の中に聞いたことも見たこともない単語が出てくるし(それをいちいち辞書で調べてる情けな~い母親)、元々得意分野ではないサイエンスなど、もうお手上げ状態です。かろうじてまだ算数は教える事は出来るものの、それもいつまで続くのやら。毎週ある、スペリングテスト(日本で言ったらまぁ漢字テストのようなもの?!)のために、私がリストに挙がっている単語を読み上げていくんだけど、発音が間違っている事もあり、いちいち娘に指摘されるのもシャクに触ったり。私が「allow」と言うと、「arrow」とメーガンが書いてるので、”違う、違う、それじゃない!”とすぐさま高圧的な態度で間違いを指摘すると、リストを覗き込んだ娘は”なんだ~、「allow」ね。・・・だってママ、「arrow」って言ったよ”と横目で私を見る。・・・・何、その目?? そんな呆れた目で私を見ないで。何か行き詰まって解けない問題が出てくると、今まではまずは私に聞いていたけれど最近では”これ、後でダディが帰って来たら聞く”と最初から私をあてにしていない。そう言われちゃうと意地でも解いてみせる!!と、鼻息荒くなり”どれ、ママに見せてごらん”と娘から用紙をひったくるようにして見てみる。けれど。。。けれど。。。。。。・・・・う~ん、やっぱり分らない。何だろ、これ?なんてバカな私。母親の威厳も何もあったものじゃない。なんだか自分が無力で頼りない親になってしまったようで虚しくなってくるけれど、そんな時でも悔し紛れに「ママ、アメリカ人じゃないから分んないもん!これが日本語の宿題だったらちゃ~んと教えれるんだけどね」と負け犬の遠吠えのように、捨て台詞を言う事を忘れない。(でも内心、惨め)・・・だけど、本当にそう?そうなのか?去年の里帰りの時に、日本の小学校に体験入学をしたメーガンの4年生の宿題。算数とか、けっこう複雑になってきていた印象があったしなぁ。自分が4年生だった頃の宿題とは質も違ってきているような気がしました。ウチの子が親の手助けも必要としないくらい優秀で、宿題も一人でさっさとこなせるなら何の心配もないけれど、それを教える立場の母親の私もこの状態だしねぇ。。。(汗)ただちょっと救いなのが、分らない事柄が出てきたらとりあえずネットで調べてみると大体の問題は解決すると言う事。先日はサイエンスのプロジェクトのお手伝いで、シャーレーの中で菌の培養に使う”寒天培地”(Agar medium)なるものが必要だったので、ネットで調べて自宅で作りました。「こんなモノも自宅で作れるんだ~」とネットの活用力に驚きました。同時に、私も子供達と一緒に新しい事を学ぶ機会ではあります(これまで知らなかった単語を覚えるのも含めて^^;)。小学3年生からは毎年、全国一斉学力テスト(フロリダ州はFCAT)も始まり、このテスト結果いかんでは極端な話、留年(!!)になる子も出てきます。日本ではちょっと考えられないお話ですが(留年とか落第って、出席日数が足りないとか、よっぽどの事情がない限り普通はないことだと思います)アメリカではそんな大きなプレッシャーが小学校3年生から始めるのです。(親の判断で、いわゆる日本で言う”早生まれ”の子は、一学年繰り下げてクラスに編入というのはよくあることで、これは留年とは違います)来月にはこのFCATが始まりますが、今から学校も先生も親も、そして生徒本人もピリピリしてきます。意外にもシビアなアメリカの教育事情。今後、中学、高校になったらもはや私の手には負えなくなってくるのは確実。きっと娘達は将来は英語圏の国で(おそらくは流れからいって、ここアメリカになると思いますが)学業を続けていく事になると思うので、今度さらにどんどん難しく、そして厳しくなっていくこちらの宿題やら勉強を教えてあげられなくなるのは、ちょっと不安でもあります。ちなみに、以前日記でも紹介した↓のポエム。 覚えていますか??これってまさに言い得て妙だなぁと納得していたのですが。今のメーガンの心境はおそらく↓の12歳、14歳辺りでしょうか??(^^;)The Image of Mother4 years of age-My Mommy can do anything!8 years of age-My Mom knows a lot! A whole lot!12 years of age-My Mother doesn't really know quite everything.14 years of age-Naturally, Mother doesn't know that, either.16 years of age-Mother? She's hopelessly old-fashioned.18 years of age-That old woman? She's way out of date!25 years of age-Well, she might know a little bit about it!35 years of age-Before we decide, let's get Mom's opinion.45 years of age-Wonder what Mom would have thought about it?65 years of age-Wish I could talk it over with Mom.このポエムによると、宿題をちゃんと教えてやれない馬鹿な母親でも(汗)、娘達が35歳くらいになれば少しは見直してもらえるようになるらしいですが。。(^^;)