Ｙｅｓ！Ｗｅ　Ａｒｅ！　　～Ｒｏａｄ　ｔｏ　ｔｈｅ　ｎｅｘｔ　ｓｔａｇｅ～

やっとテストが終わりました。ようやく通常更新ができそうです。

さて、「この曲いいね！」今回は、植村花菜の「大切な人」をご紹介します。

植村花菜のメジャーデビューシングルであるこの「大切な人」。
この曲はまず、とても綺麗なピアノイントロが印象的です。このイントロを聴くだけで、曲の雰囲気に一気に引き込まれていきます。

そして、その後のＡメロも印象的です。植村花菜のそっとささやくような優しい声、そして、ここの部分独特の歌い方も印象的です。
どういう事かというと、たとえば「緩い丘の斜面　染めて咲く菜の花」という歌詞の所は、「緩い／丘の／斜面／染めて／咲く菜の花」という風に、細かく区切っているのですが、そこが独特の感じを醸し出して、印象に残るような部分です。

そして、その後のＢメロは、あまり音程が変わらず独特の雰囲気だったＡメロとは違い、明るめで植村花菜の持ち味である高音が生かされたメロディーになっています。

そして、サビ。ここは植村花菜のきれいな声ももちろんですが、歌詞に注目してもらいたいところでもあります。
「会いたいよ　いつまでも　大切な人　共に泣き　笑い合う　大切な人」
と、とても素直な思いがあふれています。

この曲の歌詞は、１回聞いただけでは何を言いたいか、何をテーマにしているのかがわかりにくいと思います。
僕も、何回も聞いていますが、いまだに「これだ！」というはっきりしたイメージがつかめません。
なので、僕が「こうなんじゃないかな」と推測したイメージを掲載します。

「思いが伝えられないけど、ずっと一緒にいたい、とても大切な人がいる。そして、自分はいったんその人と離れなければならなくなったけど、その人のためなら歩いてゆける。」これがこの曲のイメージです。

何故そう感じたかというと、まずはやっぱりサビの部分の歌詞。
「大切な人」に対する、一途な思いが現れています。
そして、Ａメロ、Ｂメロの歌詞を読むと、「何度同じ道を君と　歩いただろう」や「だけど君のためなら迷わずに　歩いてゆけるよ」などと、そのような事を匂わせるような歌詞が続いているからです。

「大切な人」や「大切な物」これらから別れなければならないときは誰にでも来ると思います。
それを、悲しいことととらえないで、そのためなら頑張れると、前向きな気持ちで行こう。それが、この曲のメッセージなのかも知れませんね。

うーん・・・この曲は難しい曲です。
まあでも、なんだかんだ言って、この曲はとてもいい曲ですよ。是非一度聞いてみて下さい。