|
テーマ:たけしのコマネチ大学数学科(7)
カテゴリ:数学ネタ
問題
200枚のカードに、1から200まで 番号が書いてあり、番号順に並んでいます。 (1が書いてあるカードが一番上で200が、一番下) 1番上のカードを1番下に持っていき、 次のカードを捨てるという作業を繰り返したとき、 最後に残るカードに書いてある数字は何か答えなさい。 (解答) まずは、地道な解法。 最初は、1,2,3,4,5,6,7,8,,,199,200と並んでいますが、 2,4,6,8,,,198,200が消えるので 残るのは、 1,3,5,7,9,11,13,15,,,197,199。 次に消えるのは 3,7,11,,,199という、4で割ると3余る数。 で、残るのは、 1,5,9,13,17,21,,,193,197。 次に消えるのは 5,13,21,,,197という、8で割ると5余る数。 で、残るのは、 1,9,17,25,33,41,,,185,193。 次に消えるのは 9,25,41,,,185という、16で割ると9余る数。 で、残るのは、 1,17,33,49,65,,,177,193。 ですが、先ほど数列の最後の193が消えなかったことに注目すると 次に消えるのは、 1,33,65,,,193という、32で割ると1余る数。 で、残るのは、 17,49,81,113,145,177。 で、次に49,113,177が消えて、17,81,145が残り、 次に81が消えて、17,145が残り、 最後に17が消えて、145が最後まで残るので 解答は「145」でした。 さて、もっと簡単にこれを解く方法は、 ここまでの解法で気づいたかも知れませんが ヒントは、2,4,8,16,32で、「2進法」です。 まず、200を二進数で表すと、11001000(2)です。 ここで、11001000の0と1を逆にすると、00110111(2) 00110111(2)を十進法で表すと、 2^5+2^4+2^2+2+1=32+16+4+2+1=55。 これを200から引いて、200-55=145 素晴らしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[数学ネタ] カテゴリの最新記事
|
|