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テーマ:中学校日記(497)
カテゴリ:良いもの見つけた!
森本さんは、仕事でトラックを運転していましたが、
姫路からの帰り路、助手席の二歳の男の子にミルクを飲まそうと、 高速を下りたとたんに地震にあい、 命拾いをしました。高速を直進した仲間のトラックは 落ちた高速道路で即死。 死体やケガ人を運び、夕方に疲れて工場街に入ったら、 おおぜいの人におにぎりや水をもらい、生き返ったという。 自宅で一休みした森本さんは命拾いした自分に、 何かできることはないかと考え、 服や下着八百万円分を買ってトラックで被災地に配ったそうです。 はいていた靴も小学生の女の子にあげ、 帰り道のトイレにはだしで入ったそうです。 阪神震災後の森本さん 森本さんは、震災後10年にわたり、救援活動を続けました。 その様子が、映画やテレビ番組始め、新聞や雑誌によって報道され、 体験を聞かせて欲しいとの声に、救援活動のカンパ集めとして、 各地で講演活動をしました。 また、高校英語教科書に取り上げられたことから、 震災を知らない世代にも少なからぬ反響をを呼び起こしました。 そして、ボランティア団体を作り、被災者の中でも、 高齢者の独居世帯の人達の為に、 電話による緊急通報システムを1500台設置しました。 今は700台に減っていますが、 今も数人のメンバーが24時間体制で待機しています。 その費用は、森本さんの講演などによるカンパ集めが欠かせないとのことです。 震災当時幼かった高校生達が、 教科書によって震災の悲劇と森本さんの活動を知り、 その感想を綴った手紙を全国から寄せるようになり、 その中からクリスマスに被災者へ贈るクッキーを焼く運動が拡がり、 今も心を込めて焼かれたクッキーが森本さんの元へ届けられています。 このクッキーはカンパのお礼としても使われて、講演の席などでは、 被災者と支援者をつなぐ、心の架け橋となっています。 以上、森本さんのブログより、要約。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.16 22:06:36
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