ナショジオSP白崎1本目
dive17.18 2008年6月10日白崎シャクシの浜天気 晴れ水温 22.2℃透明度 7~9m2008年初のダイビングだ。8ヶ月ぶりのダイビング。少し緊張する。朝は7時にショップに集合だから早めの6時前に自宅を出た。10分ほど走ったころにレギュレータや計器類を積んでいないことに気づいた。慌てて戻って、大急ぎでショップに向かう。やれやれ、大丈夫かい?!先が思いやられるわい>自分しかしこの時間なら余裕で15分前にショップに着いた。ショップは今年から「BIG BLUE」という名前に変わっていた。なんでも残念なことに、前の名前と同じ名のダイビングショップが商標登録をして使えなくなったそうだ。さて、今日はNGカードの講習。NGと言ってもNoGoodじゃなくNational Geographicだ。今年からこの白崎へはこのカードがなくては利用ができなくなっている。ナショナルジオグラフィックとは、世界180ヵ国で4,000万人が購読するグローバルマガジンを発行する、世界最大の非営利科学教育機関。私もケーブルテレビでナショジオチャンネルをいつも観ているが、質の良い科学番組ばかりでとても楽しい。このナショナルジオグラフィック協会とスキューバダイビング教育指導団体のPADIが手を組み、自然保護や探究、環境保護の研究などを行ない、新しいエネルギー源の開発や水の世界をより効果的に保護する方法を学ぶためのプログラムコース・・・ということらしい。このカードを取得すると、バディさえいればインストラクターなしで自分で計画してダイビングできる。一人前のダイバーになれるっちゅーこっちゃね。講習の内容は、1本目中性浮力 これは生物を傷つけないようにダイビングするためには欠かせないスキルだ。2本目はコンパスを使い探求ポイントに移動して最後は元の位置に戻る。それと生物の観察。今日は海洋講習初日の女性二人がセキネさんの担当。そしてラッキーなことに私は店長と始めてマンツーマンでの講習。9時前に白崎に到着。講習の説明を受けて1本目9:49エントリー。去年10月から9.5kg体重が減っているからウェットスーツが心配だったが、もう5kgぐらい減っても大丈夫な感じだった。しかしウエイトベルトは今でギリギリ状態なので買い替えしないといけないだろうな。ウエイトは4kgで様子を見ることになった。フィンをはめるのに難儀していたら、店長がベルトの片方だけを引っ張ると締まるようにセッティングしておくと良いと教えてくれたので、やってみるとすごく楽だった。潜ってみると、今までの緊張なんて吹っ飛んでしまった。気持ちいい~♪さっそくソラスズメダイたちが迎えに来てくれていた。エントリーして左側の沖へ向かう。水深7m。何もない砂地で本日の講習開始。カメラのレンズを目印にして、ニュートラルポジション。1m浮いて中性浮力を取って3分。それから頭を下にしてホバリング。浮いてからのホバリングが難しい。息を吸ってから、どうしてもすぐにはいてしまうので沈んでしまう。いつもなら「こんなもんでいいかな?」って思っているとOKが出るはずなんだけど今日の店長はすごく厳しく、何度もやり直しをやらされた。どうしてもフィンを使ってしまう。やっていくうちにコツがつかめたようだ。気がつけば宙に浮いている。店長のようにバランスは取れていないが、なんとか浮いている。BCのエア調整が出来ていれば、後は肺でコントロールしていけばいいのだ。ひととおりやったら、今までの手順を続けてやる。なんとかクリアした。中性浮力が出来るようになったので、かなり楽になった。帰りは店長と同じ高さで浮きながら戻っていった。今まで海底を這っていた私にとって、大いなる進歩だと思う。↑写真は撮る余裕がほとんどなかったが、この写真は店長が撮ってくれました。1本目51分のダイブだった。