テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:ULYSSE NARDIN
ユリスナルダンと言えば、他社に先行して新素材を開発・採用し、現在の新素材開発競争(とでも言いましょうか)の火付け役とも言える老舗の名門ブランドです。そしてまた新たな素材(と言うか製法?)を開発し、まずは同社の実験機的な役割を担う「フリーク」に搭載されます(実験機って、なんだか量産機より高性能なイメージがあって好きなんですよねぇ。「ガンダムとジム」みたいな^^;)
同社独自の脱進機「デュアル ユリス エスケープメント」のガンギ車の素材として、シリコンの表面に人工ダイヤモンドを溶着(?)させた「DAIMonSIL」と呼ばれるもので、シリコンだけのものより格段に強度を上げ、ダイヤモンドだけのものより安価に製造できるという、実用性とコストを考えたものだそうです。(実際の開発はナルダン単独ではなく、専門の部品メーカーやらとの共同らしいので、「マニュファクチュール」に拘る人にとっては微妙なところですが) 次から次に新技術を投入する同社を見ていると、魅力的で画期的な商品を供給するのに、必ずしも「完全自社製」に拘る必要はないんだなと、改めてそう感じます。 ユリスナルダン一覧へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.15 19:57:02
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