テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:EPOS
エポスの2008年新作情報です。
(最近仕事が忙しくてココの更新が滞っていますがご容赦を^^;) まずはスポーティヴシリーズの新作3本。 (左からRef.3389、3389オープンハート、3389スケルトン 各スペックはこちら) 昨年発売されたクロノグラフモデルRef.3388の3針版です。何れもETA2824のよくある3針自動巻きですが、文字盤のオープンハートや放射状のスケルトナイズがエポスらしい面白いデザインです。またエポスも最近の流行に乗ってブラックを多用していますが、ゴールドと合わせることでラグジュアリーな雰囲気も取り入れようとしているようで、明らかにブラックのみやブラック×SSなどとは雰囲気が異なります(このモデルにもオールブラックやブラック×SSが用意されていますが)。更に秒針の赤が挿し色として全体を引き締めているので、とても精悍に感じます。この「ブラック×ゴールド+赤」は様々なブランドがスポーツモデルに採用しており、既に定番カラーになりつつあります。 価格はラバーベルトモデルで9万円程度、SSブレスレットモデルで10万円を越えています。昔のエポスを知るものにとっては少々残念な価格設定ですが、実売価格は2~3割引きになっているので、まあリーズナブルと言えるのではないでしょうか? 続いてはエモーションシリーズから一挙7モデル! (上段左からRef.3390、3390スケルトン、3391、3392、下段左からRef.3393、3394、3395 各スペックはこちら) 何れも清くクラシカルな意匠に徹しており好感が持てます。写真はSS×白文字盤ですが、GPと黒文字盤があり、組み合わせで4つのカラーパターンが用意されています。文字盤のギョーシェやインデックスなど細かいところがよくデザインされており、全体としてはとてもシンプルに品良くまとまっています。また、サイズは直径41mmと、近年のデカ厚全盛期においてもそれなりに存在感を示しつつも大き過ぎないという、なかなかちょうど良いサイズではないでしょうか?(どうしても一回り小さいサイズが良ければ、旧モデルを探しましょう。探せばまだ見付かるかもしれません) 種類も豊富で、トリプルカレンダームーンフェイズやビッグデイトクロノグラフなどのプチコンプリも揃えられており、カラーバリエーションと併せて選択肢が広いのも魅力です。価格もエポスらしく、なかなかリーズナブルに抑えられています。実売価格ですが、デュポア・デプラ社のトリプルカレンダームーンフェイズを積んだモデルが10万円ちょいくらいですから、かなりのお買い得です。 また、Ref.3390、3390スケルトン、3391の3機種には直径34mmのレディースモデルも用意されているので、ペアウォッチとして購入するというのも十分アリですね。 今年の新作はこの2シリーズのみですが、とても魅力的なモデルを出してきますね~。ところでエポスはETAのムーブメントが殆どですが、2010年以降はどうするんでしょうか?現在スウォッチグループではないエポスにETAから安定してムーブメントが供給されるのか?いきなりマニュファクチュール化!というのも無さそうだし、やはりセリタあたりを併用する、というのが妥当なところでしょうか...(セリタは既に7750の互換機も開発済みらしい)。低価格でがんばっている数少ないブランドですから、こういったブランドが今後も低価格でがんばれる土俵造りを、スイス時計産業全体で考えていって欲しいものです。 EPOS一覧へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.21 19:18:23
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