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2009.05.31
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カテゴリ:BREITLING
 バーゼルフェアも終わり落ち着いた感はありますが、改めて振り返ってみるとやはり世界的な不況の影響で全体的に元気がなかったように思います。

 そんな中でもきっちり存在感を出していたブランドがいくつかありました。ブライトリングもその一つで、社運をかけて開発したクロノグラフムーブメントを躊躇無く投入してきました。先日紹介した自動巻きクロノグラフ「B01」です。(B01についてはこちらを参照

BASEL 2009 - Breitling B01 Chronomat

 そして注目のB01搭載機は新型クロノマットでした。今までのクロノマットはETA7750ベースの縦3つ目でしたが、新型は横3つ目(3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンド)になり、往年のヴィーナス搭載機を彷彿させます。
 デザインも細部がブラッシュアップされており、特にダイアル中央にスクエアがデザインされたことで、計器としての視認性とダイアルの立体感を両立したようです。また回転ベゼルは1/4ずつ回転方向にスロープ状の傾斜を付けることで指のかかりを良くしています。

 そして注目すべきはその価格で、最もリーズナブルなモデルは60万円台ですから、コラムホイール作動、垂直クラッチを採用した自社製クロノグラフとしては異例の低価格です。これは年産数万個を前提とした大規模な製造体制があってこそ実現した価格でしょう。パネライの9000シリーズに勝るとも劣らない、2009年の目玉と言えそうです。


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Last updated  2009.05.31 20:01:29
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