テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:OMEGA
最近腕時計に対するアンテナが低くて(汗)先日やっと気付いたのですが、スピードマスターの入門機とも言える「オートマチック」(Reducedと言われていた小さいやつ)が、新しいムーブメントを積んだ「スピードマスターデイト」にモデルチェンジしたようです。
ETA2892-A2にデュポア・デプラのクロノモジュールを乗せていた以前のオートマチックは、竜頭とプッシュボタンの位置が(横から見て)一直線に並ばないモジュール構造特有のウイークポイント(?)を持ち、Cal.1861搭載のプロフェッショナルと同じデザインながら、なんとなく目が離れたいまいち締まらない顔つきから、あくまで機械式初心者向けの入門機という印象が付きまとっていました。 しかし新しい「デイト」はフレデリック・ピゲ開発(生産はETAかな?)の(モジュール構造ではない)一体型自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載し、一気に格上げされた感じです。デザインも一新され、十分モダンと言える外装も手に入れました。 新しいキャリバー「Cal.3304」の詳細は不明ですが、少なくても調速機構はフリースプラングで、クロノグラフの作動はコラムホイールを採用しており、クロノメーター取得という十分に高級な仕様です。但し、オメガキャリバーの代名詞とも言えるCo-Axialは採用されず、パワーリザーブは48時間と、最近のオメガのクロノグラフキャリバーと比べると少々見劣り感があるのは否めません。(他ブランドの同価格帯と比べると圧倒的に高級仕様と言えますが) 定価はそれなりに上がりましたが、実売価格は30万円を下回っているし、ムーブメントの仕様を考えればかなりコストパフォーマンスに優れたモデルであると言えます。 新しいスピードマスターデイトを探す 他のオメガの時計を探す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.23 23:34:09
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