各国の本音?
このところ、各国の高官から発言が相次ぎ、神経質な相場が続いています。各国のコメントを元に、本音を考えてみました。ただし、私独自の解釈で書いてます。事実と違ってもクレームは一切受け付けません。まあ、冗談半分で聞き流してください。 ミロー独財務次官: G7では円安と人民元について話し合うからフレアティ加財務相: え?! 聞いてないよ、そんな事。谷垣財務相: 待てよ、議長は俺だから。 でもどうせ俺の手には負えないだろうから、あんまりハッキリした事は言えない。いつものセリフを言っとこう。 「予断持って言えない」温家宝首相: 俺は以前からサプライズはしないって言ってるじゃん。 何でみんな中国元改革=サプライズって考えるんだよ。 実際、ポールソンが来るときに何話すかとか、もう水面下で出来上がってるから。カレンNZ財務相: おいおい、お前達がみんな自国通貨下げようとするからとばっちりで俺んトコ上がってるじゃん。 みなさ~ん! キウイ上がると経済減速するよ~! ナイアガラ来るよ~! 買った人MCだから! 売って、売って~!福井総裁: 利上げはゆっくりやりますポールソン米財務相: 福井、お前たまには空気読めよ。 誰がオウムの真似しろって言ったんだよ福井: だって俺ドル建てで外貨預金してるから円安がいいんだけど・・・ 国民にばれてるからあんまり露骨な事言えないんだよ。 また解約してから円高誘導なんてしたら、今度こそ辞めさせられる・・・トリシェ総裁: 円安問題はユーロ全体で話し合ってるからポールソン: 実際のところ、ユーロドルさえ適正水準ならユーロ円なんてどうでもいいくせに、何でそんなに円安を目の敵にするんだ?トリシェ: 米経済が減速して、ユーロが一気に上がるんじゃあ割に合わないんだよ。 円だって半分引き受けてもらわなきゃ。 アメリカがだらしないからだよ。ポールソン: だから、俺は強いドルがいいって言ってるじゃんトリシェ: ユーロが台頭してるからしょうがなく言ってるだけだろ。 以前のように米国債ダントツ状態から、相当ユーロ債に流れてるから。 強いドルの次に不均衡是正って言ってちゃ説得力無いんだよ。福井: でも、前回のG7で不均衡問題サプライズやってるから、今度は市場もパニックになんないよ。 むしろリスク要因終了って円安かもよ。トリシェ: だから、G7前に爆弾発言して円高に持っていこうとしてるんだよ。ポールソン: 大体、中国はG7で何話しても、他国に言われてその通りにする国じゃないよな。金人慶中国財政相: だから、人民元改革は1日でできることじゃないって言ってるじゃん。 もう、切り上げとかは当分やらないよ。 G7後にもう1回ぐらい利上げはやっちゃうつもりだけど。ポールソン: じゃあホンネを言おうぜ。 俺は中間選挙もあるし、これからドル安の流れかなって思ってるわけだが。福井: 円は目先に円高が来ても、結局この金利では買ってもしょうがない通貨だから、長い目で見れば円安だね。 一時的には114円とか行くかもしれないけど、大筋では115~118で当分レンジの動きかな。トリシェ: 正直言って、ユロドル1.3ユロ円153ぐらいまではこなせる。 今回はユーロの高値警戒感があったから乗ってみただけ。 こんなところではないでしょうか。P.S. 福井氏、トリシェ氏ときたら、バーナンキ氏が登場するのが適当なのですが、最近目に付く発言が無かったため、ポールソン氏で通してしまいました。 まあ、冗談ですから細かい事は言わないで下さい。