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テーマ:ゲーム日記(30985)
カテゴリ:ゲーム★伝説
様々なゲームに触れてきた中で、「私の中で伝説となったゲーム」を、
独断と偏見を交えつつ紹介して参りたいと思います。 カテゴリ名もそのものズバリ、「ゲーム伝説」です。 まず1発目は「ギャプラス」! [メーカー]ナムコ [機種]アーケード [発表時期]1984年4月 「ギャプラス」とは何ぞや? 私、「ゲーム伝説」を始めるにあたって、一発目は絶対にこの「ギャプラス」で行こうと決めていた。それほど、当時の私をアツくさせてくれたゲームなのである。 「ギャプラス」は1984年、当時はバリバリに絶好調だったナムコから発売された、アーケードゲームである。好評だったギャラクシアン、ギャラガの続編にあたり、「固定画面によるシューティングゲーム」「画面上部の編隊から、敵が離脱して襲ってくる」など前作の基本的なシステムを受け継いではいるが、最大の変更点は「自機が画面の下半分を8方向レバーで自由に動けるようになったこと」である。他にもパワーアップアイテムの追加など変更点がいくつかあるのだが、一見地味な感じのこの操作についての変更が、実は一番ギャプラスの魅力を引き出しているものと思われる。 前作のギャラガまでは、自機は画面の最下部を左右の2方向にしか動けなかったのだが、8方向の移動が可能になったことにより、「戦略性」が増したのである。ゲーム中、絶対に安全という場所(いわゆる「安地」)は存在しないものの、ゲームの流れによって比較的安全な場所というのが生じてくるので、「ポジショニング」が重要になってくるのである。 スペシャルフラッグ出まくり 80年代のナムコのアーケードゲームにおいて、「名脇役」と言っても過言ではないのが、「スペシャルフラッグ」である。 最初の登場は、「ラリーX」。スペシャルフラッグを獲ると、ラウンド中の他のフラッグの得点を2倍にする効果があった。しかし、その後別のゲームで、スペシャルフラッグは再び登場することになる。あの「ゼビウス」である。ゼビウスでは、スペシャルフラッグは「隠れキャラ」になっていて、隠されている場所に弾を撃ち込まないと出現しない。しかし、出現させて獲ると「エクステンド(いわゆる1UP)」するという、非常にありがたい効果があり、プレイヤーは必死になって探したのである。 ゼビウスの後も、スペシャルフラッグはいくつかのゲームで度々姿を現していたが、そのほとんどが、ゼビウスと同じ「エクステンドできる隠れキャラ」となっていて、ギャプラスにおいてもその役割は同じである。しかし、ただ一つちがう点があるとするならば、出現する量がハンパじゃないという所だろうか。 通常、エクステンドできるチャンスなんてゲーム中たまにしか訪れないものであるが、ギャプラスはちがっていた。ボーナスステージ直後以外の全てのラウンドで、スペシャルフラッグを出すチャンスがあった。しかも、規定スコア達成や分割された自機パーツの回収でもエクステンドできたので、やられずにスペシャルフラッグを出していけば、進めば進むほど自機のストックがものすごい勢いで増えていくのである。ギャプラスのストック表示は4機までなので、それ以上になると内部でカウントはされるものの表示はされなくなり、やられてもやられてもストック表示が減らないなんていう現象も、見られたのである。 スペシャルフラッグは、ラウンドスタート時のスコアの百の位と千の位の数字によって決められ、それに対応した編隊の敵を最初に撃つことにより、出現させることができたのである。当時中学生だった私は、この出現法則を頭に叩き込み、ひたすらにスペシャルフラッグの出現に向けて奮闘した。これにより、もともとシューティングがあまり得意ではなかった私でも、50面、60面と、かなり先のラウンドまで進むことができたのである。 ゲーム伝説・「ギャプラス」、続きは後編へ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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