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テーマ:ゲーム日記(30993)
カテゴリ:ゲーム★伝説
さて、前日に引き続いてのゲーム★伝説「UNO」・後編である。
驚愕のストーリーモード この「UNO」には、3種類のゲームが用意されている。6キャラクターまで参加できる「フリーウノ」、2対2・3対3のチームプレイができる「パートナーウノ」、そしてウノによりストーリーを進めて行く「アドバンスウノ」があるのだが、やはりメインとなるのは最後の「アドバンスウノ」であろう。 アドバンスウノは1人用で、プレイヤーは主人公の少年を操作することになる。さて、この少年の名字は何というかお分かりだろうか?多分、ほとんどの人が分かったのではないだろうか。そう、「宇野」である。 彼、宇野俊一が通う私立・飯常野学園(いいとこのがくえんと読む)には、ウノをこよなく愛する生徒達が集まった「ウノ同好会」があり、もちろん彼もメンバーの1人である。ゲームスタート時、宇野はまず同好会の部長から「同好会の他のメンバー3人にウノで勝つように」と告げられる。まずは、学園内を探してメンバーを集めなきゃ・・・と、早速1人目のメンバーに遭遇。あと2人を探そうと思ったら、その場ですぐさま対決スタート。・・・・・えっ?!サシでやらないといけないの?!ウノをやったことある人ならわかると思うが、2人でやるウノほどつまらないものはない。それを、何が悲しくてコンピュータ相手にサシでウノをしなくちゃならないのか・・・。 ストーリーを進めて行くうちに、とんでもないことに気づく。アドバンスウノは、章ごとの区切りとなる対戦は3人以上になるものの、基本は全て「サシ」なのである。また、ストーリーも色恋沙汰やシリアスな展開などには一切ならず、「ウノの楽しさを学園のみんなに教える」という程度のものなので、どうにもこうにもモチベーションが上がらないのが困った所である。 ビデオゲームにおける「カードゲーム」の存在意義 この「UNO」、コントローラを2つ用意したら、2人同時プレイも可能なのだが、この場合コンピュータも必ず2キャラ以上入り、4人以上でのウノとなる。ここで、「おや?」と疑問を感じた人はいないだろうか?そう、人間の手札はどのように画面に表示されるのか、という点である。これは、実に潔い方法を採っている。 人間2人の手札は、堂々と画面に全て表示されるのである。もちろん、お互いにモロバレなのは言うまでもない。ゲームボーイなどであれば、お互いの画面に表示できるものの、この場合はこうするしか方法がなかったのであろう。・・・ていうか、ここまでして無理に2人同時プレイを盛り込まなくても良かったような気がしなくもない。カードゲームなのに、相手の札が丸見えっていうのはねぇ・・・。 麻雀や将棋だと、人間相手が一番楽しいのはもちろんだけれども、コンピュータ相手でもそこそこ楽しめる。しかしこの「UNO」に関しては、コンピュータ相手だとムカつくばかりで、そんなに楽しいものではない。これは、一部のトランプソフトにも言える。たまに「ババヌキ」が入っているトランプソフトを見かけるのだが、コンピュータ相手にババヌキって・・・。 ただカードゲームをコンピュータ上で忠実に再現するのではなく、多少アレンジを加えてでも、コンピュータを相手に十分楽しめる工夫を施す。そうでないと、カードゲームを「コンピュータソフト」にする意味がないと思うのだが、いかがだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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