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テーマ:ゲーム日記(30995)
カテゴリ:ゲーム★伝説
さて、前日からの引き続き、ゲーム★伝説「アクトレイザー」・後編である。
なお、少々「ネタバレ」的な部分があるので、「> <」間を黒文字で伏字にしている。 ご覧になりたい場合は、その部分を反転させていただきたい。 弱いぞ、ショボいぞ、ヘナチョコ神様 さて、話は前後するのだが、クリエイションモードで街を発展させるためには、まず「アクションモード」でそこの大地にいる魔物どもを滅ぼさなければならないのである。しかし、魔物どもには神様の力が通用しないらしく、神様自らわざわざ大地に赴き戦わなければならない。天空では強大な力を誇る神様も、地上に降りてしまったら弱いのなんの。ザコキャラが投げてくる石に当たっただけで「ウッ!」と呻いて、ライフゲージが減ってしまうほど。 唯一神様っぽい所といえば、「死なない」ということだろうか。まぁ、厳密にはライフゲージがゼロになるとハートが1つ減り、ハートがなくなると天空に戻され、「最初からやりなおし」となるだけなのだが。 こんな調子だから、おいそれと簡単にはアクションモードをクリアすることはできない。特にステージ最後のボスキャラは、動きのパターンを完全に把握した上で対処しないと全く歯が立たない。「力任せ」に行くことはできないのである。 私、アクションゲームは「下手の横好き」なので、このアクションモード、クリアするまで本当に何度も何度も挑戦し続けた。また、ラスボスとの対決もアクションモードなので、度重なる挑戦の末エンディングにたどり着いた時の感動は、本当に「ひとしお」であった。 キラリと光る要素 アクションモードに苦しめられながらも挫折しなかったのは、やはりこのソフトが「魅力的」だったからである。 まずは「音楽」。作曲が、ゲームミュージック業界の「御大」古代祐三氏。しかも、曲だけではなくその「音色」が素晴らしいのである。先に書いたとおり、このソフトの発売はスーファミが登場してから1か月も経っていないのだが、この時点でこれだけのレベルの音楽を鳴らせるというのは、正に「驚異的」であった。私もすっかりスーファミが奏でる「オーケストラ」に魅せられ、サントラCDを買ってしまったぐらいである。 そして、「シナリオ」。ゲーム中、人々や神の助手となる天使が色々話しかけてくるのだが、その言葉の中になかなか「いいもの」が見られるのである。中でも印象に残っているのが、>最後ラスボスを倒して平和をとり戻した後、<礼拝堂を覗いてみると・・・誰もいない。そこに天使が、「困っているときはすぐに神様に頼みにくるのに、人間って勝手ですよね・・・でも人間が神様の存在を忘れていられるぐらい平和な方がいいんじゃないでしょうか。」と言う場面。ここは、今でもお気に入りである。 「『ドラクエ』ではないエニックスソフト」。このゲームにとって、このイメージは「足枷」だったかも知れない。しかし、蓋を開けてみたら、ドラクエとは全く違った魅力が満載のソフトだったのである。 なお、リンクさせていただいている久遠2873さんのブログにも「アクトレイザー」の記事があるので、こちらもぜひご一読を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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