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テーマ:ゲーム日記(30995)
カテゴリ:ゲームレビュー
タイトーメモリーズ・個別レビュー、第7弾。 今回は「ルナレスキュー」。 「ルナレスキュー」は、救助船を操作して、 隕石やUFOの攻撃を避けつつ、遭難して月に取り残された 6人の宇宙飛行士たちを救助するゲームである。 まずは、月面上空の母艦から発進。 2方向レバーで救助船を左右に動かし、月面の着陸地点を目指して、 左右に流れる隕石に当たらないように下降して行く。 途中、ボタンを押すことで逆噴射をして下降速度を遅くすることもできるが、 燃料を消費してしまうので、残量には注意が必要である。 着陸に成功すると、遭難者が1人乗り込み、いよいよ「帰艦」となる。 上昇時は、さっきまで隕石が流れていた所にUFOたちが現れ、 攻撃を仕掛けてくるので、こちらもボタンを押すことで 弾を撃って、攻撃することができる。 また、ボタンを押しっぱなしにすると、上昇速度を上げることもできる。 この場合は、燃料を消費することはない。 なお、帰艦途中でミスをすると、乗り込んでいた遭難者も失い、 「救助失敗」となってしまうので、ここは気をつけたいところ。 母艦は、常に上空を左右に動き続けているが、 救助船がある程度の距離に近づくと、その場に停止してハッチを開けるので、 その中に入ることにより、「救助成功」となる。 この時、もしうまく母艦の中に入れず、母艦の胴体に接触してしまうと、 1機失うことはないものの、遭難者は「AAA...」という声を 発しながら落ちていってしまい、これも救助失敗となってしまう。 救助失敗となった分を除き、月面の遭難者全てを救助し終わるとラウンドクリア。 救助人数と燃料の残量に応じて得点が入る。 また、6人全て救助に成功した場合は、さらにボーナス点も加えられる。 ・・・以上がルナレスキューのゲームの流れである。 「ルナレスキュー」のオリジナル登場は1980年。 インベーダーブームの直後で、ゲームもまだまだこれから、といった時代である。 そんな中、ルナレスキューは、下降→着陸の「前半」と、上昇→帰艦の「後半」の、 「2つのパターンを設ける」という点で、非常に画期的であった。 このことにより、ゲーム展開により一層「メリハリをつけること」ができたのである。 余談だが、あの「インベーダーたち」がマスコットとして、デモ画面に登場する。 「PLEASE INSERT COIN」と言ったあと、「ネッ!」という感じで 可愛く首を(というか体全体を)傾げる。 インベーダーブームを作り出した、タイトーの「王者としての意地」は、 「画期的なゲーム性」だけではなく、デモ画面にも密かに現れていたのである。 「タイトーメモリーズ上巻」 [メーカー]タイトー [機種]プレイステーション2 [発売日]2005年7月28日 人気blogランキング、よろしければクリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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