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テーマ:ゲーム日記(30985)
カテゴリ:ゲーム★伝説
「私の中で伝説となったゲーム」を紹介する「ゲーム★伝説」。
久々の第5弾は「スペースハリアー」! [メーカー]セガ [機種]メガドライブ(スーパー32X) [発売日]1994年12月3日 「爽快」3Dシューティング 「スペースハリアー」は、前方より迫り来る障害物などを避けつつ、敵を撃って進んでいく3Dシューティングゲーム。 スペースハリアーのオリジナルは、1985年にアーケードで登場。レバーを倒すとその方向に可動する「ムービング筐体」を使用し、その迫力には皆が驚かされた。 しかし、ビュンビュンと高速で迫り来るキャラに、ノリノリで軽快なサウンドは、それだけで圧倒的な爽快感が味わえた。スペースハリアーに人気があったのは、やはり筐体だけではなく「ゲームそのものがよくできていたから」であろう。 当時の3D処理は、現在とはちがって「擬似的」なもの。迫り来るキャラは、大きさの違うキャラデータを全て用意しておき、それらを高速に置き換えることにより、3Dの表現をしていたのである。したがって、それを実現するためには、膨大な量のキャラデータとそれを収めるメモリ、そして高速なCPUが必要となる。これが、ムービング筐体以前にアーケードと家庭用との「決定的な差」となって現れるのである。 その「差」が埋まるまでには、まだ少し時間が必要であった・・・。 「II」より6年遅れた「I」 1988年に鳴り物入りで登場した家庭用ゲーム機「メガドライブ」。16ビットCPUやFM・PCM音源の搭載などが話題となり、発売元がアーケードでも大手の「セガ」ということもあって、特にアーケードからの移植作に大いに期待が持たれた。その本体と同時発売されたソフトのうちの1本に「スペースハリアーII」があった。 IIは、メガドライブのオリジナル作。基本的なゲームシステムはIと同じだが、キャラやBGMなどが全て一新されている。ゲーム自体の出来は悪くなく、メガドライブの滑り出しとしてはまずまずといった感じだが、なまじ「スペースハリアー」と名前が付いているだけに、正直「肩透かしを食った」感があるのも否めなく、改めてIの偉大さを思い知ることにもなったのである。 それから、当初の期待どおりメガドライブではセガのアーケード移植作が次々とリリースされていくのだが、「スペースハリアーI」はなかなか移植されないでいた。そんな中、Iが移植されるのはIIの登場から6年後の1994年、「あのハード」とともに「劇的」に登場することになるのである。 ゲーム伝説・「スペースハリアー」、続きは明日の後編へ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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