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テーマ:ゲーム日記(30996)
カテゴリ:ゲームレビュー
タイトーメモリーズシリーズの個別レビュー、第17弾は メモリーズ1・上巻の「スペースインベーダーDX」。 オリジナル登場は1994年。 同年に発売されたSFC版スペースインベーダーに「パロディーモード」を 追加して、アーケードに「逆移植」したものである。 ちなみにパロディーモードとは、インベーダーや自機などのキャラが、 「バブルボブル」や「奇々怪界」など歴代のタイトーゲームの キャラとなって登場するモードである。 このゲーム、SFCからの移植ということもあり、「横画面」仕様になっている。 1978年登場の「元祖」は、縦画面ではあったものの縦のドット数は「240ドット」と、 1994年当時の横画面ハードの縦ドット数とほとんど変わらないので、 横画面のままでも必要以上に画面の上下が狭められることもなく、 特に違和感なくプレイすることができる。 ただ、プレイ画面が横に伸びすぎないよう、横画面と縦画面の違いを埋めるべく、 ゲーム中は画面の左右が若干狭められて表示される。 ゲームの内容は・・・ハッキリ言って「元祖そのまま」。 それ以上でもそれ以下でもない。唯一、元祖と違う所は、 画面を分割しての2人対戦モードがあるぐらいだろうか。 あとは、オリジナルモードとパロディーモード、 ともに違いがあるのは「見た目」だけで、サウンドや、 ゲーム性については元祖と全く同じである。 パワーアップなどの追加要素も一切ない。 良くも悪くも「元祖そのまま」。 しかし、いくら元祖が歴史に残る名作とは言え、 「目新しいものがほとんどない」というのは、結構キビしい。 「良くも悪くも」の「悪くも」だけが、目に付く格好に なってしまっているように思った。 当時の家庭用ハードで高性能であったSFCにて、高いクオリティでアーケードからの 移植作品をリリースすることには意義があると思うのだが、 何故、それをわざわざアーケードに「逆移植」する必要があったのか。 そして、さんざん元祖スペースインベーダーの復刻版が出ている (メモリーズ自身にもスペースインベーダーが収録されている)中で、 このタイトーメモリーズに収録する必要があったのか・・・。 正直なところ色々と「疑問が残る」タイトルである。 「タイトーメモリーズ・上巻」 [メーカー]タイトー [機種]プレイステーション2 [発売日]2005年7月28日 人気blogランキング、よろしければクリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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