|
テーマ:ゲーム日記(30995)
カテゴリ:ゲームレビュー
タイトーメモリーズシリーズの個別レビュー、第18弾は メモリーズ1・上巻の「グリッドシーカー」。 オリジナル登場は1992年。 2人同時プレイもできる、縦スクロールのシューティングゲームである。 8方向レバーで自機の移動、2つのボタンで通常弾と「ボム」を発射する。 ボムは、発射すると画面上の敵に大きなダメージを与えることができるが、 当然弾数に制限があり、最初持っているのは2発のみ。 最高4発まで持つことができる(ボムの増やし方については後述)。 このゲームの大きな特徴は、タイトルにもなっている「グリッド」の存在である。 「グリッド」は常に自機の周囲にあり、自機と共に援護射撃を するだけではなく、「盾」となって敵弾から自機を守ることもできる。 グリッドが敵弾を受けた際、その分は「ストック」され、 画面下部に表示されているパワーゲージが増える。 ストックが溜まり、パワーゲージが振り切れると「ボム」が1つ増えるので、 ただ自機を守るだけではなく、ボムを増やすためにも、 「積極的に」グリッドで敵弾を受けに行くのが良い。 グリッドは、発射ボタンを押しながら自機を移動させることにより、 その位置を変えることができる。 発射ボタンを押しながら前に進むとグリッドは後方に回り、 後ろに進むと、グリッドは前方に回る動きをする。 なお、ボタンを押しながらでも、左右への移動では、 グリッドは位置を変えることはない。 ボタンを離した時点でグリッドはその位置で止まるので、 任意の位置にグリッドを固定することができるが、 グリッドが発射する弾の方向は、グリッドが自機より少しでも前に出ていれば前方、 後ろにいれば後方、とその位置によって変わるので、 グリッドの位置を決める際には、その辺りについても考慮に入れる必要がある。 ・・・一応、ここまで「グリッド」というこのゲーム独特のシステムについて 結構詳細に触れてきたが、何故こんなにも「グリッド」一つにこだわったのかというと、 それ以外に、この「グリッドシーカー」というゲームについて、 「特に語るべき大きな特徴が見つからなかったから」なのである。 かと言って、この「グリッド」というシステム一つだけで ゲームの魅力を決定付けるには、全然「力不足」なのである。 グラフィックもキレイで、決してデキは悪くない。 縦スクロールシューティングゲームとしては、 十分及第点をクリアしていると思われる。 しかし・・・「決定的な何か」が足りないように感じるのである。 シューティングゲーム独特の、シビれるような「緊張感」や 次々と敵を破壊する「爽快感」などの、「このゲームは『コレ』!」 というものが、どうしても見出せないのである。 いや、ホント。どこにもコレと言った問題はないんだけど・・・。 「タイトーメモリーズ・上巻」 [メーカー]タイトー [機種]プレイステーション2 [発売日]2005年7月28日 人気blogランキング、よろしければクリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ゲームレビュー] カテゴリの最新記事
|