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テーマ:ゲーム日記(30973)
カテゴリ:ゲームレビュー
またまた、今日もNDSソフトのレビューです!
今日のターゲットは、 「プロジェクトハッカー 覚醒」。 DS「プロジェクトハッカー 覚醒」★メール便送込み★ 「プロジェクトハッカー 覚醒」は、その名のとおり 「ハッカー」が題材のアドベンチャーゲームである。 主人公は「超一流のハッカー」でもある、大学生「サトル」。 プレイヤーはこの「サトル」となってゲームを進めていくのだが、 もちろんプレイヤーには、ハッカーのややこしい専門知識は必要ない。 ゲーム中、いざハッキング開始となったら、ゲームの中の サトルがキーボードをカチャカチャやって 勝手にハッキングしてくれるので、ご心配なく(笑)。 しかし、サトルが勝手にやってくれるからと言っても、 プレイヤーはただ見ているだけ、というワケにはいかない。 例えば、妨害プログラムを潜り抜けてメインコンピュータに侵入、 といったシチュエーションでは、妨害プログラムが「障壁」、 そしてサトルの突破プログラムが「自機」となり、 自機をタッチペンで操作して、障壁を避けながら 「ゴール(メインコンピュータ)」を目指す、という、 ハッキングを「イメージ化」したミニゲームに挑戦し、 クリアしなければならない。 つまり、ハッキングの知識は必要ないが、「ミニゲーム」を通じて、 キチンとプレイヤー自身の腕でハッキングを 成功させなければならないのである。 ここは、「それなり」にハッカー気分を味わうことが できるのではないだろうか(笑)。 あと、プレイヤー自身がやらなければならないハッキングは、 「プログラムを使わないハッキング」である。 これは、ゲームに登場する人物のPCを調べたい時に、 そのPCの起動に必要な「パスワード」を、その人物の性格や 生活環境などから推理する、というもの。 ちなみに、このようにプログラムを使わないハッキングを 「ソーシャルハッキング」と言うそうである。 個人的には、この「ソーシャルハッキング」が、 このゲーム最大の目玉だと思った。 ゲーム内には架空のネットも存在し、そこにアクセスして 情報を得る必要もあるのだが、それらの雑多な情報の中から、 PCの持ち主に関係があると思われるもののみを絞り出し、 そしてパスワードを特定していく・・・という作業は、 なかなか面白かった。 パスワードが一文字の狂いもなくピタリと当てはまり、 「解除成功」となった時は、嬉しさのあまり、 思わず声を出してしまったぐらいである(笑)。 しかし、逆にこのパスワードが思いつかないとゲームが 進まなくなってしまう。ゲーム中、詰まるとしたら、 このソーシャルハッキング部分が そのほとんどになるように思う。 そこが、少し気になった部分でもある。 そして、もう一つ気になった部分は・・・ 主人公「サトル」には、「リナ」という幼なじみがいるのだが、 この女の子が、 「小学校から大学までずっと一緒。 PCは詳しくないけど好奇心旺盛で ずば抜けた行動力を持ち、色々なことに首を突っ込んで 何かとトラブルを起こすけどどこか憎めない」 という、「主人公を引っ張っていく」感じのベッタベタな 「ステレオタイプキャラ」なので、その「いかにも」ぶりが 少々「赤面モノ」であった。 まぁ、コレは私自身の感じ方の問題なので、他の人はそれほど 気にするほどのものではないと思うが(笑)。 ゲーム全体としては、ソーシャルハック部分で少々苦労はしたものの、 なかなか楽しめた。アドベンチャーゲームとしては、十分に 「良作」と呼べる作品であろう。 以前にレビューした「怪盗ルソー」と同様に、この作品も 現在1000円台で手に入るようなので、興味を持たれた方は、是非! 「プロジェクトハッカー 覚醒」 [メーカー]任天堂 [機種]ニンテンドーDS [発売日]2006年7月13日 人気blogランキング、よろしければクリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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