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カテゴリ:時事関係
メディアが発信する「政治関連のニュース」を見ていると、首相候補の話題が絡むようになってきた。
首相候補とは、いわずと知れた、麻生太郎 谷垣禎一 福田康夫 安倍晋三の4名だ。 本人たちの意向はともかく、取り巻く情報はやけに華やか。 誰それがどこの会でこういっただの、どこどこの国に行って誰にあっただの、という情報は時間を割いて報道されている。 まぁ、本当に、このメンバーだけが手を挙げているのであれば、熱の入れようも分からないでもないのだけど、まだ手を挙げてもいない状態なのに、肩入れしすぎの感が拭えない。 そして、私が見てて一番気持ち悪いのは、首相候補の話題には必ず「靖國参拝」問題が関わってくることだ。 理由は、現首相である小泉純一郎が、靖國参拝を行う事で中国や韓国から反発を食らっているからで、そのことを引き継ぐのかどうかが気になるって事だろう。 でも、正直に言ってしまえば、「それがどうした」である。 首相候補の話題時に、中心に持ってくる話なのか、と言いたいのだ。 貿易関係者からよく出てくる、中国や韓国は、貿易相手として重要な関係だという言い分もわかるけれど、冷静に見て、日本側だけではなく、中国や韓国にとっても、日本は重要な貿易関係であり、ソレを言うならお互い様なのだ。 そもそも、中国や韓国が、反日政策を掲げているのは、それぞれの国の国内事情なのだから、日本の首相が参拝を行おうが行うまいが、無関係に反発してくるのを知っていて、何故マスメディアや政治屋が中心話題とするのか。 その部分に、私は気持ち悪さを感じてしまうのだ。 理由の一つとしてよくあげられるのは、「小泉路線との差別化」というのを聞くが、靖國参拝云々でしか差別化を図れないのであるなら、所詮、その程度の政策しか行えないという証なのではないだろうか。 これは、マスコミに装飾された姿なのか、どうか、ぜひ、本人たちの声を聞きたいものである。 マスメディアは国民の政治離れを問題視しながら、政治離れの促進運動を展開していると思う今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2006 07:53:06 AM
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