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陽猫のひとりごと

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August 14, 2006
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カテゴリ:時事関係
親中派

政治面から考えて、現在の日本には「国にとっての親中派」は必要である。

しかし現実は、親中派は日本にある多くのブログで売国奴呼ばわりされている。何故そのような見方をされるのだ、という質問は、言わずもがなというものであろう。
多くの場合、彼らの言動は、主軸を日本においていないからである。

親中派を分類すると色々あるが、とりわけ問題視される層が、メディア関係、政治関係、経済関係、有識者(研究者など)になるのではないだろうか。
つまり、扇動力によって外交政治に直接口出しできる立場の人たちだ。

彼らの多くは、「中国の国民」にではなく「中国の政府」に対して、つまり『中共政権』に対して、歩み寄りや理解をしめそうと努力している。
しかもその理由が、頭を抱えたくなることに、中共に対しての”親近感”ではなく、「恐怖感」なのだ。
だからこそ、自らの出来うる最大限の譲歩を進んで行い、中共感情を損なわない言動に細心の注意を払っているのだ。

もちろん、真実、親近感をもっている人達もいることにはいる。
しかし多くの場合、「過去の中国」への親近感であり、現在の中国国民や中共政権に対して、感心をもっているわけではない。
それゆえ彼らは「中共は自国民を力で押さえつけていて、それによって中国国民は多くの災難を被っている」という現実を認識できていないのだ。


最初に述べたが、現在の親中派とは、別の意味においての親中派を、日本は必要としている。
それは何故なのか。
いわずと知れたことではあるが、親米派ばかりだと、米国から手のひらを返された時に成すすべが無いからである。

念のため、「手のひらを返す懸念があるのか」という疑問をもたれた方の為に書いておく。
日本の報道しか見聞きしなければ、日本から見た米国という情報にしか接しないので、それは懸念という域を出るものではないような錯覚をしてしまうが、米国には米国の利益を優先するという、義務と権利があり、その為に必要であれば、どこの国と手を結び、どこの国と手を切るのかは、米国の都合によるものなのだ。
今現在、日本と同盟を組んでいるのは、現在の米国にとって都合がいいからであって、それは未来永劫のことではない、という事を肝に銘じなければならないのだ。

一例を出すと。。。
7月10日に、米国の財務長官に、ヘンリー・ポールソンという人が就任した。
この人は中国ビジネスに力を入れている人である。
前任の財務長官が人民元の切り上げが出来なかったから、中国との話がつけられる人物を、と現行政府から望まれた人なのだ。
つまり、今後は米国経済と中国経済がより強く結びつき、米国にとって中国という市場は今後さらに重要視される、という状況を示唆しているのである。

また、北朝鮮のミサイル発射問題にしても、(「北朝鮮ミサイル危機と日本」(http://tanakanews.com/g0711japan.htm)という田中宇の記事を信用した場合だが)米国政府の担当者の中には、人工衛星の発射も同時に行ったとの見方や、前回の1998年のテポドン打ち上げは、人工衛星であった、という見方をされているという。
これが本当であるなら、中韓のロビー活動の成果によって変えられてしまったか、もしくは、私たち国民が事実を知らされていないかの、どちらかであろう。

このように、私たちが置かれている状況は刻一刻と変わるものである。
なので、政治というものは、あらゆる事態を想定して、手を打っておかなければならないのだ。

そういう大義名分に支えられて、日本の親中派は行動をしている。
。。。はずなのである。

しかし現実は、、、

----------------------------------------------------引用開始
http://www.yomiuri.co.jp//world/news/20060810i111.htm
「歴史問題、永遠に言い続けよ」江沢民氏、会議で指示
 【北京=藤野彰】中国の江沢民・前国家主席(前共産党総書記)が在任中の1998年8月、在外大使ら外交当局者を一堂に集めた会議の席上、「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」と指示し、事実上、歴史問題を対日外交圧力の重要カードと位置付けていたことが、中国で10日発売された「江沢民文選」の記述で明らかになった。

 中国は胡錦濤政権に移行した後も一貫して歴史問題を武器に対日圧力をかけ続けており、江氏の指針が現在も継承されているとすれば、歴史問題をめぐる中国の対日姿勢には今後も大きな変化が期待できないことになりそうだ。

 同文選(全3巻)は江氏の論文、演説などを集大成したもので、これまで未公開だった重要文献を多数収録。江氏は同年8月28日に招集した在外使節会議で国際情勢について演説、この中で対日関係に言及し、歴史問題の扱いをめぐる指針を示した。

 それによると、江氏は「日本の軍国主義者は極めて残忍で、(戦時中の)中国の死傷者は3500万人にも上った。戦後も日本の軍国主義はまだ徹底的に清算されていない。軍国主義思想で頭が一杯の連中はなお存在している。我々はずっと警戒しなければならない」と述べ、日本の軍国主義はなお健在との認識を表明した。

 さらに、台湾問題との関連で「日本は台湾を自らの『不沈空母』と見なしている」と批判、「日本に対しては、台湾問題をとことん言い続けるとともに、歴史問題を終始強調し、しかも永遠に言い続けなければならない」と指示した。

 江氏は同会議の3か月後の同年11月に日本を訪問。滞在期間中は歴史問題を再三とりあげ、強硬姿勢を印象付けた。

(2006年8月10日19時35分 読売新聞)
----------------------------------------------------引用終了

このような発言を行う中共に、良いように利用されているだけの存在になってしまっている。
実になさけない姿である。

彼らに、本来の外交というものを期待するのは間違っているのかもしれない。

しかし、現在の日本が置かれている状況は、切実に、中国との正常な関係を求めているのである。





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Last updated  August 15, 2006 06:49:01 PM
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