a piece of knitting

２日目続き。

南京東路へ移動。
上海書城で中国結びの本を買ったりはやたんの車の絵本（何もなかった！）を見たりしているうちにお父さんが行方不明に！

娘は中国人とぶつかって泣くし、みんな疲れているのにお父さんを探し回ったりでお父さんが見つかる頃（結局本屋周辺のお店を一人で見ていたらしい）には険悪ムードに・・・。

この重い雰囲気を一掃しようと南京東路の歩行者天国を１キロにわたって走る路面電車？に乗ることにした。

しかし！
国慶節で観光客がいっぱいで路面電車に乗ろうとする中国人もいっぱい！
小さなチンチン電車なので一つのドアあたり６人分の座席しかない。

普通の行列でさえ中国人に負けるから、絶対乗り込むのは不可能だ！と思った。

とりあえずお父さんと私、お母さんとその他の２手に別れて乗り込みにチャレンジ。

電車が止まり、お父さんが果敢にも乗り込もうとしたが中国人オバハンにぐいぐい突き飛ばされて惨敗＆オバサン軍団電車の中で高笑い。（私は最初からやる気なし）

お父さん、無理だよ～！こんなの乗れないよ！
と隣を見ると・・・
なんとお母さんチームがちゃっかり乗り込んで高笑いしているではないか！

お母さん、
「誰にも乗らせないわよ！」
と入り口を両手で封鎖して体を張って中国人を寄せ付けなかったらしい。
中国人よりすごいよね～と皆で無事乗り込めて大笑いし、険悪ムードもすっかり和やかになった。

　　　　　　　　　　　　　

電車はゆっくり走って涼しいし歩かなくても南京東路の景色が見られるし一人２元だし・・でなかなかよかった。

その後衝山路の唐韻茶館へお茶をしに行った。

お茶は５８元～（９００円弱）で結構高い。
しかしお茶の葉（東方美人・鉄観音・人参烏龍などたのんだ）を入れたグラスには何度でもお湯を足してくれるので飲み放題。
おつまみも食べ放題。

おつまみに期待して行ったのだが中国人が好きそうな変な乾物（なぞの実とかなぞの魚など）とか種（ひまわりなど）とかしけったおせんべいしかなかった。
果物は８種類くらいあったかな。
　　　　　　　　　　　　　

期待してただけにちょっとがっかり～だったけど、夕方５時になるとなんと定食メニューが登場！
聞くと定食も込みだからオーダーフリーだという。

チャーハンや回鍋肉、坦々麺など頼んでみたが悪くない味だった。

中国人はこういう茶館でみんなでおしゃべりしたりトランプしたりして過ごすみたい。
朝入れば１日３回の食事タイムにごはんも出るし１日中いるのかも・・・？

その後雑技団を見るために劇場へ移動。

雑技団といえば中国風をイメージしていたが、まさにエンターテイメント！だった。
音楽も中国風じゃないし、衣装もおしゃれだしワザはもちろんすばらしいし。
座席も前から４番目のド真ん中。

お姉さん達のクネクネ芸。
もはや何がなんだかわからない。

　　　　　　　　　　　　　

その他にも自転車芸（１台に１５人くらい乗る！土台のお姉さんガッシリですごい）、タイタニックの音楽で空中バレエ（？）などあっという間に時間は過ぎた。

最後のバイクがこれまたすごい。
球体の中にしまいには５台のバイクが入ってブンブン周る。
観客は欧米人が多いこともあり大盛り上がり。

　　　　　　　　　　　　　
その前まで体をはってすばらしい芸をしてきた皆さんがすっかりかすんでしまってかわいそうだった。

バイクのお兄さん（おじさんもいたけど）たちは
「俺達がサイコーさ！」
みたいな顔で。
でもサイコーに見えちゃうんだな～。