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私は7年前の秋、母を亡くしました。 同じ年の夏。私のダンナも母を亡くしました。 ということで、めいたんにはおばあちゃんが居ません。 小さい頃、会津や信州のおばあちゃんの家に帰る!というのが、夏休みのビックイベントだった私。 おばあちゃんの想い出がたくさんある私。 なんて言うんですかね。 おばあちゃんって母親とは少し違った大きさで、私たち孫を見守ってくれてたような気がします。 母親にはしかられた記憶は数限りなくあるけれど、おばあちゃんには、しかられた記憶はありません。 今でも思い出すおばあちゃんは、いつも笑顔です。 メイに、そのおばあちゃんの暖かさを直接伝えてあげることができなくて さぞ両おばあちゃんは悔しい思いをしているんだろうなぁ。 もうちょっとゆっくりしてりゃあいいものを 急いで行くもんだから、こんなにカワイイ孫をその手で抱けなかった事。 アホやなぁ。なんてみんなで言ってますが・・・ 本当にそのとおりです。アホタレ!!!!。( ̄‥ ̄)=3フン 毎年秋になると、方々から母さんにあげてね~。と いろんな贈り物が届いたり、メールや手紙で想いだしちゃった♪ なんて言ってきてくれる人がいたり 何か言ってくるわけではないけれど、急にふと、心に思い出す人がいたり。 きっと私がふと思い出したりする人は その時、母さんや、母さんが残した私たちの事を思い出してくれてるんだろうなぁ。 なんて思う事の多い、モノ思ふ秋。 自分が子供を産んでみてはじめて分かる親の気持ち。 ってありふれた言葉ですが 本当にその通りかもしれません。 そういえば出産の時にも、強烈に母の事を思い出した瞬間がありました。 母さんに、メイを抱いてもらえなかったことは本当に残念だけど 子供を産んでみて、改めて、命のリレーに参加できたことが なんだかとても嬉しかったんです。 と同時に、ダンナを産み、育ててくれたお母さんに会えなかった事が 本当に悔しくて仕方ないのですが。 いまだに皆で集まった時に想い出話に花が咲き、 『あいつ、ホンマアホやったよな~。』なんて言ってる三人の息子とおばあちゃんを見ていると 『あ~。今でもちゃ~んと生きてるんだなぁ!』なんて思ったりもしました。 実際会えなかったのはやっぱりとても残念なのだけど。 だから、私もダンナも めいたんには、いっぱい母の話をしてあげるつもりです。 幸いおばあちゃん代わりのような存在で居てくれる たくさんのおばちゃんが周りに居てくれるので さんざん甘えようとも思います。(笑) そして、母さん達を知ってる全ての人たちからも めいたんに、母さんの思い出をいっぱい伝えていってもらおうと思います。 それが、今につながっているからです。 私は薄情な娘だなぁ・・・と思うくらい、ほんっとに今まで母さんの夢を見なかったのですが 先日、久しぶりに鮮明な夢を見ました。 夢枕に立つ。 とはこういうことを言うのでしょうか。 母さんは私に、現在87歳にして孫の三度の飯から掃除洗濯、布団干し。 全ての家事をひとりでこなす、ダンナのおばあちゃんの事を言いました。 『命は限りあるもの。いつ、その命が消えるかは分からないけれど、 順番というものがあるのならばおばあちゃんが一番先というのはアンタにも分かるでしょ。』 そして 『娘を亡くしたおばあちゃんにとって、ひ孫であるメイは心の支え。 出来る限り実家に顔出して、おばあちゃんにメイを見せてあげなさい!!!』 みたいな事を言われました。 子供を産んでもうひとつ思った事。 『親より先に死ぬほど親不孝な事はない。』 これもありふれた言葉なのですが、本当にそう思います。 私は子供を失った事はありませんが、想像するだけで無理なんです。 めいたんの居ない生活なんて。 そして思いました。 ダンナのおばあちゃんは新婚一年で。あの戦争で、ダンナさんを亡くしています。 残された娘であるダンナのお母さんと2人で、必死になって 戦中、戦後を生きてきた、戦争の生き証人です。 そして、唯一の心の支えであった、その一人娘も失いました。 その悲しみは、多分私たちの想像を絶すると思います。 私のおばあちゃんも、私の母である娘を先に亡くしました。 母さんの墓の前で90歳を超えたおばあちゃんが おいおい声をあげて号泣している姿が忘れられません。 おばあちゃんが泣いてる姿を、私はそのとき初めて見ました。 死ぬのが老いぼれな私でなく、どうして我が娘なのかと。 そんな親の思いを知ってか知らずか 母さんは私の夢に出てきてまで、伝えたかったんでしょうね。 生きているうちに、もっとおばあちゃんを大切にしなさい。と。 私もそんなに遠くないくせに、めんどくさがったりせず 出来る範囲で実家に顔出そうなどと反省しちゃいました。 母さん。言われなければ分からんアホ娘を許してください。(6 ̄  ̄)ポリポリ そんなこんなですが、 やっぱり母さんが死んでから、もっとあぁしてあげれば良かった こうしてあげれば良かった。 なんて思う事もたくさんあったりするのだけれど もうどうしようもないので、最近は 『私、母さんより先に死ななかったよ!親孝行でしょ♪』と 開き直ることにしました。 メイ。 この日記を読むのか読まぬのかは分からないけれど 私達より先には、絶対に死なないで下さい。 お父さんとお母さんからの、たったひとつのお願いです。 時を同じくして、ちょっと素敵なアニメーションに出会いました。 もうひとつ、わたし号泣の是非伝えたいサイトにも出会ったのですが、 こちらはリンク可とも不可とも書いてなかったので 初心者の私はリンクフリーと書いてあるもののみにしておきます。 WALKING TOUR いろんな想いを抱えながら、 なんか改めて思いました。 歩かなくちゃ!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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