カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビドラマ♪
「鬼警部アイアンサイド」、「刑事コジャック」など、
数々のアメリカの刑事ドラマが、日本でも人気を呼びましたが、 とりわけお茶の間の人気をさらったのが、ピーター・フォーク主演の「刑事コロンボ」シリーズでしょう! 刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX(DVD) ◆20%OFF! このドラマが人気を呼んだ要因は、 一つ、カッコイイ車を乗り回し、女性にもモテるかっこいい刑事、拳銃の撃ち合いといった、 今までのアメリカの刑事ものとは、まるで違っていたことでしょう。 何せ主人公は、よれよれのレインコートを着た、さえない小柄な中年刑事、 乗っているのは、明日にでもスクラップ工場行きになりかねないオンボロのプジョー、 おまけにこのおっさん刑事、いつも拳銃を持たず、刑事の義務である射撃の練習も8年間さぼっている有様。 そして、このドラマが人気を呼んだ要因の二つ目は、 最初から視聴者に犯人が誰であるかをわからせ、その上で、 おっさん刑事コロンボが、どういうふうに推理をめぐらせ、犯行のトリックなどを暴いていくか‥‥ それを見せ場にしているのですから、まさに推理ものの「掟破り」とも言えるでしょう。 「刑事コロンボ」は当初、NHKで土曜の夜に放映されていました。 モイラが両親と共にこのドラマにハマったのは、その頃です。 「うちのカミさんがねえ‥‥」という、小池朝雄の野太い声の吹き替えが、一見間抜けで、さえないおっさん刑事に、実に似合ってましたね。 当時言われていましたよ。小池氏の起用は、洋画、海外ドラマの吹き替えの唯一の成功例だって。 モイラが大好きなのは、旧シリーズの「ロンドンの傘」。 シェイクスピア劇の名優夫婦の殺人トリックを暴く話ですが、 オールイギリスロケで、スコットランド・ヤードの見学か何かで英国入りしたコロンボが ヒースロー空港に到着するや、ホームレスみたいな身なりから、荷物泥棒と間違えられたり、 紳士然としたスコットランド・ヤードのお歴々にロンドン市内に車で案内され、 バッキンガム宮殿前の衛兵の交替の光景や、ビッグベンといった名所を目にするや、 車から駆け下りて、安物のカメラでパチパチ写真を取りまくるという おのぼりさん丸出しの様子を見せて、お歴々をあきれさせたり、 英国独特のティー・タイムで、ローストビーフが出されると、 「うわ、これみんな食べていいんですかあ?」と、お皿いっぱいにとって、 誇り高き英国人から失笑を買ったり‥‥ ロンドン郊外の古式ゆかしき貴族のお城や、市街のパブの様子なども見せてくれます。 もっちろん、コロンボの推理は、ちょっと古めかしくて堅苦しい英国でもバリバリさえます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[嗚呼なつかしのテレビドラマ♪] カテゴリの最新記事
|
|