カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビドラマ♪
モイラが子どもの頃、東京12チャンネル(今のテレビ東京)で、
「チャンネル泥棒」というバラエティ(?)番組が放映されていて、 その中で紹介されていたのが、BBC製作、大英帝国発オバカギャグ(ブリティッシュ・ヒューモア) 「モンティ・パイソン」でした。 モンティ・パイソン大全 ケンブリッジ&オックスフォード大学出身のエリート集団が織り成す、シュールでクールでオバカ、そのくせどこか知的で、大英帝国臭ぷんぷんの笑いは、 日本人にはいささかわかりにくい部分もありますが(特に英国や欧州の歴史などを扱ったものは)、 コアなファンも多く、最初の放送から40年ほどがたった今も、多くのファンに支持されています。 驚いたのは、このインテリギャグ集団が、英国王室までネタにしておちょくっていること。 ずらり並んだ競馬の騎手が全員ヴィクトリア女王というギャグがあったり、 同じくヴィクトリア女王が家来にパイを投げるといった、おてんばぶりを披露したり‥‥ もしわが国で、皇室をネタにしたギャグを放送したら、大変ですよね。 選手たちがプールに飛び込むや、誰も浮かびあがってこない「カナヅチの競泳」。 立派な紳士の服を着たバカな人たちの、「上流階級アホ決定戦」などは、 かなり面白く、かなりヤバいギャグでした。 バカな歩き方を広めようとする役所「バカ歩き省」のギャグ、 古代ギリシャ・ローマの哲学者チームと、近代ヨーロッパ哲学者チームのサッカー(審判は孔子)、 毛沢東やチェ・ゲバラが、英国の普通のクイズ番組に出演し、 全然問題に答えられないギャグなども かなりシュールで笑えました。 「芸人」と称する本当に芸があるのかどうかわからない人たちの しょうもないバラエティ番組ばかり作る、いまどきの日本のお笑いの担い手には、 「モンティ」でもじっくり観て勉強しなさいと言いたいです。 かつて「8時だヨ、全員集合!」の構成作家さんたちは、 いかりや長介氏から、何度も厳しいダメを出されて、 チャップリンから狂言、歌舞伎などを猛勉強して、台本を作ったそうですよ。 空飛ぶモンティ・パイソン(第1シリーズ) 【中古】モンティ・パイソン ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル [DVD] 【中古】 モンティ・パイソン・アンド・ナウ /グレアム・チャップマン,ジョン・クリーズ,テリー・ギリアム,エリック・アイドル,テリー・ジョーンズ,マイケル・ペイリン,イ 【中古】afb モンティ・パイソン / ライフ・オブ・ブライアン 【DVD】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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