カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビドラマ♪
40~50代の方たちの2人に1人は、少年少女時代、
金曜日の夜8時は、この刑事ドラマに釘付け状態だったのではないでしょうか‥‥ ボスこと、七曲署の捜査1係長の藤堂(石原裕次郎)をトップに、 たたき上げの庶民丸出しの長さん(下川辰平)、ホシをゲロさせることにかけては名人級の落としの山さん(露口茂)、 柔道の達人で些か感情的なゴリさん(竜雷太)、温厚な殿下(小野寺昭)、 そして若手の刑事たちが織り成す刑事ドラマ。 犯人との格闘あり、追っかけあり、けれどそれを上回っていたのが、 時には刑事を視点に、時には犯人を視点にした、重厚な人間ドラマ。 それが、このドラマをロングランにさせていたんだと思います。 音楽もとても良かったです。 萩原健一、故松田優作、渡辺徹、神田正輝は、 この超人気ドラマでブレイクしたも同然。 若手俳優の登竜門的役割を果たしていましたね。 ただ、ウソも多いドラマでしたね。 よく若い刑事が、犯人を追うのに、通りがかりのバイクの兄ちゃんに「警察だ!借りるよ」なんて声かけて、乗っていってたけど、 あれは、まごうかたなき窃盗行為です。 また、取調室で机をどんどん叩き、容疑者の顔にライトを当てるなんてことは、 まかりまちがえば拷問になるそうです。 第一、七曲署は所轄。大きな事件の時は、捜査は主として本庁の刑事の担当で、 所轄の刑事は道案内するくらいだとか。 ここでちょっとアホな思い出話をひとつ‥‥ モイラが中学生の時、このドラマを観ていたら、亡き父が帰宅してきて、 父は、車のリアシートにサングラスをかけてふんぞり返り、 運転席のゴリさんに「ボス!」と呼びかけられているシーンを見るや、 「なんだ、裕次郎、また暗黒街のボスの役やってるのか‥‥」と、呟いたのです。 でもドラマが進むにつれて、裕次郎が実は刑事だとわかって仰天。 「なんだ、俺アてっきり暗黒街のボスかなんかだと思ってたよ。刑事が上司をボスなんて言うか!」 「太陽にほえろ!」をご存じない若い世代の方々、 今すぐレンタル店にGO!!です。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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