カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビドラマ♪
今また新シリーズがオンエア中の「必殺シリーズ」‥‥
その第一弾は、昭和47年に放映された「必殺仕掛人」! 必殺仕掛人 VOL.1(DVD) ◆20%OFF! グロテスクな浮世絵師金蔵、通称絵金の血なまぐさい絵をバックに 流れるクラシックギターのちょっとこわい旋律のオープニング。 そして、静かなナレーション‥‥ 「晴らせぬ怨みを晴らし、許せぬ人でなしを殺す‥‥人呼んで”仕掛け人”」 子どもだったモイラは、これだけでもう、背筋がぞくぞくしたものです。 夜、江戸の町が闇に包まれると動き出すのは、鍼灸医の藤枝梅安(緒形拳)、 愛妻家の浪人・西村佐内(林与一)、 元締は、表家業は口入屋(今でいう派遣会社?)の音羽屋半右衛門(山村聰)。 彼らは決してその稼業を表向きに出来ない殺し屋たち。 この「仕掛人」がオンエアされた時の裏番組は、中村敦夫の大ヒット時代劇「木枯し紋次郎」。 「あっしには関わりがありやせん‥」とうそぶく大変な強敵を前に、 当初、「仕掛人」のスタッフは視聴率の伸び悩みに苦悶したそうです。 そもそも、金をもらって人を殺す殺し屋どもが主人公のドラマなど、 それまで全くなかったものですから、 今考えてみれば、よくまあテレビ朝日も、掟破りの時代劇オンエアという英断に踏み切ったものです。 しかし、「本来なら善玉に懲らしめられる連中がヒーローになる」という筋書きが、 勧善懲悪時代劇に飽きがきていた視聴者たちに、ウケたんですね。 遂には強敵紋次郎より高視聴率をとっちゃったんです。 その時の週刊朝日の表紙、今でも覚えてますよ。 梅安、左内、音羽屋の三人に倒され、 「三人組とは、卑怯でござる‥‥」と呻く紋次郎が、山藤章二氏によって描かれていました。 ところが、このドラマの大ヒットの陰では、いろいろあったようです。 原作者は池波正太郎氏なのですが、まず池波氏自身があまりドラマ化に乗り気じゃなかったそうですね。 それに、ある回で、キリシタンを一網打尽にしようとする役人どもに、 梅安が「はい、笑いツボ!」と言いながら針を次々刺すと、 途端に「御用御用!」と殺気立っていた役人たちがゲラゲラ笑い転げ出し、 その隙にキリシタンたちが逃げ失せるという、ちょっとふざけた場面が、 池波氏の猛烈な怒りを買い、制作中止の一歩手前まで行ったそうです。 このドラマで一番光っていたのは、緒形拳さん演じる梅安。 ちょっとトボけていて、スケベなところが、大好きでした。 モイラは子ども心に、「なんてうまい俳優さんだろう‥‥」と舌を巻いたものです。 ほかにも、当時はアイドルだった太田博之、秋野大作、中村玉緒などが出演しています。 《送料無料》山下雄三 他/必殺仕掛人(CD) モイラの新しいお店はこちらです 食品・生活雑貨・化粧品・洗剤などの格安まとめ買い通販 実用業務用本舗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 13, 2009 08:31:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[嗚呼なつかしのテレビドラマ♪] カテゴリの最新記事
|
|