カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビドラマ♪
今夜は昔の2時間ドラマを紹介しますね。
松本清張原作、堀川とんこう制作、橋本忍&山田洋次脚本、竜至政美演出の名作 「ゼロの焦点」です! 新妻・禎子(星野知子)は、金沢に出張に出かけた夫・憲一(勝野洋)の帰りを待ちわびていたが、 彼は一向に東京に戻らなかった。 そんな時、憲一の会社から、彼が出張先で行方不明になったという知らせが、禎子のもとに届いた。 仰天する禎子は、急遽列車で金沢に向かうのだが‥‥ 映画化は二度され、テレビドラマ化に至ってはもう何度もされた名作推理小説で、 清張ファンなら誰でも、そのストーリーを知っているはずです。 だからモイラごときが、いまさら詳しいストーリーを述べません。 キャストが豪華ですよ! 池部良、大谷直子、竹下景子、河原崎長一郎、安田成美、鶴田忍、風見章子、潮哲也、初井言栄‥‥と、来てますから。 新妻役の星野知子は、なかなか初々しかったけど、勝野洋はちょっとミスキャストだなあと思いました。 この人は明るくて猪突猛進型の、それこそテキサス刑事だけやってればいいんです。 河原崎長一郎は名演技でしたね。 それと初井言栄‥‥登場するのはワンシーンだけでしたけど、 米軍基地近くのバアのママさん役が、ハマりにハマってました。 いかにもこすっからくて、そのくせダーティな英語が、今にも口から出そうで‥‥ しかし、ひとつ疑問もあります。 久子役の竹下景子が米国人相手に、ペラペラの英語をしゃべっているだけで、 どうして憲一の取引先の男性は、「あれは本場仕込みの英語」と、 かつてパンパン(完全な死語)だったらしいことを、禎子に匂わせたか、 そのあたりがよくわかりません。 英語ペラペラの女は、みんなパンパンあがりだってのかい?! 妙な悪意すら感じましたね。 でもまあ、このシーンがなければ、話が先に進まないんですよね‥‥しょうがないか。 ああ、また小倉の松本清張記念館に行きたくなっちゃった‥‥ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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