カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今夜お届けする名画は、日本映画の巨匠・木下恵介監督作品にして、 日本初の総天然色(要するにカラ―ね)映画 「カルメン故郷に帰る」でございます。 【新品】【ブルーレイ】木下惠介生誕100年::カルメン故郷に帰る 高峰秀子 長野の片田舎を出て、東京でストリッパーをしているリリー・カルメンこと、おきん(高峰秀子)は、 頭はちょっと弱いけど、超天真爛漫で、めっぽうカワイイ女。 自分のことを踊り子とは思わず、芸術家と思いこんでいるおきん。 そんなおきんが、ストリッパー仲間のマヤ朱美(小林トシ子)を連れて、 汽車で長野の故郷に帰るのだが、 「芸術家が帰郷する!」とばかりに出迎えた村人たちは、 おきんと朱美のド派手な服装とメイクに、まずびっくり仰天! しかし、騒動はそれで終わりではなかった… 国産初の総天然色映画ということで、 また、大スター女優・高峰秀子主演ということで、 この作品は空前の大ヒットを記録したそうな。 モイラもこの映画の高峰秀子のファッション、メイクには、 ド派手だとも思いましたが、とってもステキでよく似合うと思いました。 高峰秀子はいわゆる美人女優とはちょっと違うけど、 女のモイラでもぞくっとするような、不思議な魅力がありますね。 この作品、脇役も笠智衆、佐野周二(関口宏のお父さん)、佐田啓二(中井貴一のお父さん)など、 当時の大スターを起用しております。 ロケ地の軽井沢も、ため息が出るほど美しいです。 今の若い人達にも、「そんな昔の映画なんか…」と思わずに ぜひ一度、観てほしい秀作です。 木下惠介生誕100年::二十四の瞳 [ 高峰秀子 ] 【新品】【DVD】名もなく貧しく美しく 高峰秀子 木下惠介生誕100年::カルメン純情す [ 高峰秀子 ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 22, 2020 05:36:05 PM
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