|
テーマ:カナダ de ~(1386)
カテゴリ:カナダ生活・想い出・英語
弱まる関係って言っても、NovioさんとMeiではありませんよ♪
私達の場合、今に始まった事ではありませんから!(←コラ) Mさん、Yとの会食の中、彼らからちょっとショックなお話を伺いました。 生産・製造や農林漁業、技術交換の分野では分りませんが、現在カナダへの特に旅行客が減少しているそう。お仕事柄、お二人は日本⇒カナダの留学生/旅行客数の変化に大変敏感です。 確かに・・・・ 日本人全体の出国者数からも不景気、9.11、イラク戦争の影響は伺えますが、カナダの入国に限ると、96年以降はほぼ減少の一途。こちらの表では、2006年夏期の前年比は-12%です。 そう言われてみれば、最近自分の周りでカナダ旅行する人って、いない気がしますね。 日本人にとって観光目的のカナダとは、基本的に大自然とアウトドアを楽しむ国。でも一部のコアなファンを除くと、本格的なトレッキングを楽しめる余裕のある日本人って少ないし、一時期凄まじかったスキーブームもすっかり下火。カナダは一貫してイラク戦争には反対してきましたが、アメリカに隣接している事も、観光客が遠のいたキッカケにはなりました。 更に、最近はカナダ側も日本マーケットを重要視していないらしい。 一時期(と言うかもうずっと・・)倒産の危機に瀕していたエア・カナダも経営的には持ち直し始めた状態。 けれど、来年も名古屋⇔Vancouver間運行は見合わせ、大阪便すら本数を削り、変わりに現在世界中が目を向ける、中国、インド、ドバイ線を強化するそうです。 日本同様、エネルギー景気の恩恵を受けるアルバータ州を代表に、カナダも景気は上向きです。 それに合わせ国内旅行客を狙っているのか、リゾートを中心に、ホテルにも日本人客に対する用意が無い。年末年始は7泊のミニマムステイを要求するなど、少ない休日を利用し何箇所も回りたがるアジア人観光客は、はなから受け容れる気が無い。 ホテル関係の情報でもう一つショックだったのは、フェアモント・ホテルチェーンが、アラブの大金持ち投資家達に買収された話。 ホテル大好きなMeiにとっても、Fairmontには特別な愛着を感じていました。なぜなら、アメリカ系に押されまくる中、唯一ワールドワイドに頑張っていたカナダ資本のホテルだったから。Fairmonto Jasper Park Lodgeは、Meiの “一生に一度は泊まりたいホテルリスト” の中で常に上位でしたし、Fairmont Hotel Vancouverと言えばVancouverの象徴である老舗ホテルです。 Yいわく 『中国人に買収されたエア・カナダと言い、カナダ人には自力(国)で立て直そうとするプライドがないのか』 応援していた分、Meiも残念でなりません。。。(って言うか、取締役全員一致で賛成ってOTL) とにかく、カナダでも仕事するならやっぱりホテルが良いと考えていた点で、Meiにも日本人旅行客の減少は相当辛いものがあります。 もしカナダのホテルで仕事が見付った場合、日本で培ったHospitality産業でのキャリアは殆ど役に立たないだろう。サービススキルも、スタート時には新人レベルと見なされるのがきっと現実 ならば完璧な日本語を使って(←と言うかこれしか特技が無い)シャイ/小うるさい日本人客の助けになる事を足がかりにしつつ日本との関係を深めて行く事で、カナダでのポジションを築いていけたらと考えていました。 5年くらい前なら、ウィスラーで “日本語が話せるホテル勤務経験者優遇” なんて募集が良くあったのにな~。 飛行機まで飛ばないんじゃあ難しいな~(涙)(涙)。 好景気に支えられてか、在カナダ日系企業の経営は上向きだそう。国家プロジェクトとして留学生を誘致するオーストラリアやイギリスに押されながらも、カナダを選ぶ留学生&ワーホリの日本人数は安定している様子。 (※JETRO参照) 一時期、1990年代の初め頃、Vancouverの街には日本人観光客/留学生が溢れ、Alberni Stは日本人通りなんて呼ばれていましたよね。バブルのお陰と言えばそうでしたが、今は中国人、韓国人のそれに押されまくっています。 単に増えるだけなら又問題も発生するだろうけれど、私は日本人が大好きですから近くに大勢いてくれた方が何かと心強いですし(笑)。 Vancouver冬期オリンピックでも期にして、再度日本人が観光客が戻ってくると良い。そしてできるなら、自分も一役買いたいと思いました♪ Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[カナダ生活・想い出・英語] カテゴリの最新記事
|
|