名作落語大全集
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【粗筋】 老人に向かって、 「旦那様もそう撞木杖をついて、体の重いところは釣鐘でしょうな」 「そう見えましょうな。息子も提灯になりました」 【成立】 文政2(1819)年『落噺福寿草』の「見立」。つりあわないことをいう「提灯に釣鐘」をふまえた噺。「息子」とは男性の何かのこと。つまり、年をとって体が重いのを釣鐘と言われたのに対して、息子も老化して提灯のようになったと答えた。うぶな私にはよく分からない。(絵は大津絵の「提灯釣鐘」)
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越智 健
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