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2007.08.19
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カテゴリ:しっとり歌心

私は来週末

27歳になります

ありがとうございます

(気が早い?!)

 私の27歳の目標は

「自分の心に素直に歌を歌う」

 

 

 

音大を卒業して

ある失恋をして以来

私は自分を

「価値のない人」

と思っていた

それ以来

人に心をひらくことはなく

人のいいところは沢山見つけられるけど

自分のいいところは見つけることができなかった

私の事を批判する人には

必要以上の鋭い牙を向けた

私は私を守るために

私の事をいいといってくれる人に

何もわからずついて行って

大変な騒ぎを起こしたこともあった

でも、本当の奥底にある私の問題は誰にも救うことが出来なくて

その後に好きになってくれた人が

「ここがいい」と言っても

彼の言うことは全く受け入れていなかった

自分で自分が認められない私は

人に認められたかった

売れたい

前に出たい

注目されたい

ただそれに執着した

そのためなら魂までも売りそうになった

他人の評価でしか自分を認められなかったから

 他人の評価ばかりに耳を傾けて

自分のことは本当にほったらかしだった

 

 

 

それが

私が「歌」というものと向き合う上で

実はものすごいプレッシャーを感じていることに

気づかなかった

それ以来

歌がうかばなかったし

書けなくなったし

あんなに大好きなピアノと歌が

ただの苦痛でしかなかった

音楽は一切聴かない

胃が痛むから

歌いたい言葉がみつからない

何も気がつかない私は

歌が創れない自分を

ただひたすら

責め続けた

あの時はどうやってそこから這い出すのかもわからなかった

口では自分を肯定して

心で自分を否定していた

そして

全部周りは敵だった

大親友も

恋人も

親も

親戚も

あんなに私のことラブな犬でさえも

疑っていた

あの頃の私は

誰も受け入れることが出来なかったと思う

本当に苦しかった

 

 

 今になって気がついたことは

自分らしくいることが一番楽で

正しい方法だということ

誰かの評価はあっても

私は

歌とか音楽というのはうまい下手ではなく

自分のIdentityで

私は私のために歌うし

歌を作るし

自分の中から出てきたものを大切にして歌いたい

自分の気持ちを大切にして

自分の声で歌いたい

 自分が一生懸命気持ちを込めて歌ったら

きっと誰かの心に届くはずだから

届かない人には違う人に届けてもらえばいい

私は私の歌が届く人に

きちんと歌を届けたいと思う

 

 

多分まだ完璧ではないから

歌詞だって入らないし(=覚えられない)

練習だって毎日するのが怖い

でも、そんな自分を認めていいと思う

確実にいえることは前に進んでいるということ

 

 

 

 

 

私は神じゃないから

やらなきゃいけないこともできなかったり

計画に失敗したり 

人をむかつきもするし

嫌いになるし

一人でいるときは悲しくなるし

誰かのせいにしたくなるし

泣きたくなるし

物欲に負けて沢山買い物もする

あーやってもたと思うことも

いっぱいある

でも、もうそんな自分を否定しない

それでいい

人間やし、不完全やから歌も歌える

そんな自分を誰かに説教もされる覚えもない

だって

私しか私のケツはふけないから

(ごめんなさい、下品な表現で)

いつかは頑張らなあかんのやから

近所のおばちゃんみたいにかばわれたら

うっとおしいだけだ

 

 

「大人になるにつれ、厚くなってゆく

意地をはっていく、心のバリア」

という曲を書いた

20歳過ぎかな

20歳から25歳まではそれが正しいと思っていたけど

それはWrong

「素直に私は歌う」

そのためには

バリアよりも必要なものは

自分が心を開いた人間でいること

そっちのほうが強くないといけない

でも、私はもう私から逃げない

信念のもとに行動していきたい

人に「どんな風に思われたいか」

そんなん私も女ですから

山盛りある(笑)

でもこれからは

それに重きはおかずに

私は私の信念に基づいて行動していこう

その上で人がどう判断しようと

それは仕方ないこと

もっと強い仲間ができるだろうし

離れていく人もいてもいい

自分の中心がぶれないのは

これまでのつらい経験と

色々な人の言葉と

どんなときも諦めなかった私がいるから

こういう強い気持ちになったと思う

そう思うと

色々なことに感謝できる自分がいる

もちろん自分のいいところも見つけられた

もう前のぼろぼろの状態には戻りたくはないけど

嫌な思いをさせてくれた人も

ずっといつも変わらず支えてくれる親友も

家族も(犬も含む)

感謝でいっぱいだ

 

 

 

この声と魂をもらったのは

絶対意味がある

社会的立場としてどういう形であろうとも

うまい下手ではなく

歌を歌うのは私の天命

その天命を心に沿ってまっとうしたい

その歌が

人の役に立てれば、私は嬉しいし

気持ちも込めて歌いたいと思う

私もどうなっていくかとても楽しみだ

 

 

スマイル答えって意外にシンプルで簡単スマイル

 

 

 






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Last updated  2007.08.20 22:48:08
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