テーマ:七田式の話が聞きたい!(257)
カテゴリ:七田
先日、ある七田の先生の講演会に参加した。
いろいろと聞いたお話の中で、心に残ったことがあった。 先生が 「子供と一緒に歩いていたら、大きな犬がいました。子供は怖がって いるのか、その場から動きません。そのとき皆さんなら、子供に何と声をかけますか?」 と質問した。 参加したママからは「怖くないよ~といいます。」「大丈夫だからね、といいます。」などの声があった。 私だったらまず「どうしたの?」って聞くかな~などと考えていたら、先生も「最初に一言、どうしたの?と聞いてください。」と話してくれた。 「私達は上から犬を見下ろしているから怖くないのです。子供の目線で見ると、犬は怖いのです。(怖い)と思っているのにお母さんが(怖くない)というと、子供は(私は怖いと思っているのに、お母さんは怖くないと言う、認めてくれない。)と思います。 (どうしたの?)と聞いて子供が(怖いの。)と言ったら(そう、怖いのね。怖いけど動ける?)と聞いてあげて下さい。よく言われていることですが、子供の言葉を繰り返して言って下さい(やまびこ法とかいうらしい)。」 とのことだった。 講師の先生に「子供に早くって言ってしまうお母さんいらっしゃいますか?」と聞かれほぼ全員のママが手をあげていた。 「早くできる子供もいれば、ゆっくり慎重にやる子供もいます。早くできないのは、その子の性格なのです。性格を変えようとしてはいけません。」 「(早く)ではなく(今日もゆっくりできたね)と言って下さい。子供にマイナスの声かけをしてはいけません。自信をもたせてください。」とのことだった。 これは結構耳が痛いお話だった。いちごには毎日「早く。」と声かけしている。 「早く」と全く言わずに「ゆっくりできたねと言うのは絶対に無理だけど、「早く。」を2回に1回くらいに減らそうと思った。 最近いちごが私に何か頼んだとき「ママ早くして!」と言うときがある。実際言われる方の立場になってみると「一生懸命やってるのに、(早く)ってせかさないでよ。」と少々頭にきたりするのだけど、いちごも毎日そういう気持ちなのかもしれない。気をつけなくては。 「子供が靴がうまく履けないでいます。お母さんは子供に自分でさせようと思ってそのまま立って子供を見ています。その時、お母さんもイライラするのでしょう、だんだん無表情になっていくお母さんがいらっしゃいます。私はその時、横に座って履かせるのを手伝ってあげます。お母さんは迷惑そうな顔をされますが、ちょっと手伝ってあげて最後のマジックテープを止めるところだけお子さんにさせて、それから子供に(できたね~。)と声掛けしていいと思うのです。そうすると、子供は達成感を持ちます。自信も持ちます。靴を履けない大人はいませんから、いつかは履けるんですよ。」とのお話もあった。 これは小さいお子さんのお話ではあったが、自信や達成感も持たせることはいちごにも心がけていきたい。 それから最後に「ESPが当たらなくて、ガッカリしていませんか?ESPは当たらなくてもいいんです。どっちに入っているの?なんて質問は左脳では考えられませんので右脳をつかますよね。右脳を使っていることだけでも十分効果的なんですよ。」と言われた。 わかっているようなつもりだったけど、改めて納得。結果にこだわってはいけないのね。 今日は、ずっと使っていなかった「右脳遊び」「右脳記憶訓練カード」を久し振りにやってみた。せっかく教材を持っているのだから、また使っていくようにしようと思う。 なかなかよい講演だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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