リノベーションという考え
ここに住むことになるずっと前から福岡で中古物件の『リノベーション』をしたかった。本当はめみが生まれる前、福岡に来た頃に仕事を始めかけていた。半ば諦めかけていた事が自宅という方法で何とか夢が実現。欲を言えばもっと予算があればいろいろと出来るのになぁ・・・とは言ってもやっぱり色んな人の色んな場所を作り上げていく工程そのものがワクワクする。何だか今まで封じ込めていた仕事欲がまた沸々と沸いてきた感じ。それでもやっぱりこどもとの時間を大切にしたいと考えての今の生活。もうしばらくじっくり考えていこう。やっとエコやリノベーションが見直されるようになった日本。これからゆっくりじっくり根付いて欲しいと思う反面、少々不安。世界の国々に行くと日本の町並みは何て味気ないのだろうと思ったことは?高層マンションや低層住宅が無造作に立ち並び、それぞれ主張し合い・・・純和風、ヨーロピアン、アメリカン???茶色、白、ピンク、黄色・・・それもまた新しい日本像?住宅街に突然現れるマンション郡、土地があれば高くではなくその町並みに合わせた全体の計画も考えて欲しい。何もない公園もまた必要。個人の『家』もまたみんなの『街』。外観は生活している時は見えないし主張するのは内側の見える部分でどうでしょう?その国の『古き良き』が残る場所ってそれぞれの良さにそれぞれの味。何だか居心地いい。それもまたリノベーションが出来る再生でもあるかな?