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カテゴリ:コンサルタントの仕事
今日は某転職雑誌が主催する企業別セミナーの手伝いをした。
転職希望者向けに会社説明会を開き、その後、個別面談を行い、僕の会社の理解を深めてもらうと同時に中途面接に向けて篩にかける。 今日は十数名の参加者がいたので、数名の管理職で分担し、個人面談を行なった。 僕は3名引き受けた。 今日の成果は....全滅! 可能性を感じる人材がいない。 僕が担当した3名を含めて、コンサルタントとして通用しそうな雰囲気を持った人がひとりもいなかったようだ。 コンサルティング会社の仕事と言っても様々で、中にはシステムベンダーと殆ど変わりないような仕事もあるが、僕の事業部の仕事は、クライアントとディスカッションを行い、混沌とした状態から経営課題を整理していき、仮説をたてたところで、「じゃ、この構想作りをいっしょにやりますか?」と言った感じで仕事をもらうケースが多い。 今、マネージャークラスが不足しているのだが、こういうディスカッションに参加し、クライアントをリードすることができない人は、いくら専門分野のスキルがあっても、即戦力として活躍することは難しい。 受身では通用しない。 今日、集まった人は30代でIT系の人が多かったのだが、全員、積極性に欠け、「やることがはっきりしないと私は動きません」といった雰囲気だったようだ。 これだとコンサルタントは務まらない。 やはり、そう簡単に外部から優秀な人材が捕まるわけがない。 う~ん、どうしようか? 実は、僕の事業部は深刻な人材不足。 おかげで配員要求を出しても僕のプロジェクトには、なかなか適材がまわってこない。 新しい案件は山程あるが、既存クライアントのリピートが多く、優秀なコンサルタントを新規案件にまわすことができない状態。 しかし、このままでは新たなビジネスチャンスを逃してしまう。 こんな状態だと言うのに一方では、優秀な社内の人材が、次々と体調を崩し、うつ病などメンタル面に問題を起こしているようだ。 コンサルタントは心身ともにタフでなければ務まらない。 ホント? いや、そんなこと言ってられたのは一昔前。 コンサルティングのマーケットは拡大し、コンサルタントの人口も増えている。 スーパーマンであることが前提なんて言ってたらビジネスは成り立たない。 「やはり、人を育てることとメンタルヘルスが大切」 今日のセミナーを担当した執行役員に話をして、今後いっしょに対策を考えていくことにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.17 07:51:05
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