2010/10/24 SUN

大阪城西の丸庭園特設劇場に
大阪平成中村座十月大歌舞伎を観に行きました。
http://www.ktv.co.jp/nakamuraza/index.html

歌舞伎を観るのは初めて！
平成中村座は江戸時代の芝居小屋を
甦らせたというコンセプトの劇場。

大阪城西の丸庭園の片隅に立派な建物が建っていました。



観に行ったのは夜の部の歌舞伎
『俊寛』（近松門左衛門　作）
『太閤桜』（まつむら光治　作）
『弁天娘女男白浪』（河竹黙阿弥　作）

中でも『太閤桜』は今回の大阪城公演のために作られた
長唄の新作舞踊劇で、ラストシーンは
豊臣秀吉（中村橋之助）と明智光秀（中村獅童）が
夜空に浮かび上がる大阪城に向かって歩いて行く
という粋な演出のはずでしたが・・・
生憎の雨で霧に隠れていたのか、席から見えなかったのか
大阪城が全然見えなくて残念でした。。。

中村勘三郎さんはさすがですが、
ご子息の勘太郎はお父さんに言い回しが似ていました。
次男の七之助さんの女形はお顔が小さいからか
とても美かったです。

花道のすぐ近くだったので
『弁天娘女男白浪』の白浪5人男が
一人ずつ花道に出ていて見得を切るのが
よく見えました。

幕が下りた後、獅童さんが一人押し出されて
客席に挨拶をして下さったのが少し照れながらで
とてもカッコよかったです。

私の観劇好きは女性が男性を演じる宝塚から始まりましたが
男性が女性を演じる歌舞伎も伝統があり興味深いですね。
11月公演もまた観に行きたくなりました。

歌舞伎といえば「中村屋」とか「鳴駒屋」とか「萬屋」の
合いの手があったのですが、ついついこれ↓を
思い出してしまいました。。。
http://www.youtube.com/watch?v=wImfMsRPl24