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テーマ:DVD映画鑑賞(14219)
カテゴリ:映画
東野圭吾の『手紙』を観ました。
主演は山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ…。 監督はTBSで「男女七人夏物語」などのヒットメーカーの生野慈朗 両親を早くになくし兄弟でいきている兄(玉山鉄二)弟(山田孝之)。 弟の大学への進学のために無理をして腰を悪くし、失業してしまいます。 それでも、弟を進学させたい兄は、魔がさして、強盗に押し入ります。 そこを家の人にみつかり、家の人が身を守るため、刃物を持って もみあううちに、その家の人を刺し殺してしまい、刑に服してしまうことに…。 ここからが、弟の悲劇のはじまりで、犯罪者に近いものって事で 家を追い出されたり、バイトや仕事を首になったりします。 はじめは兄は自分のために、犯罪をおかしてしまった事や 兄弟愛で手紙のやり取りを続けているのですが…。 当然大学進学は、その前に諦めてしまいますが、 中学の時からの友人と漫才師になろうと新たな夢を持って頑張り 念願かない世間に認められます。 しかしながら、兄の経歴のために、また地獄に突き落とされ 兄のたった一つの希望、弟との手紙のやり取りがとだえてしまいます。 工場で働いていた時代に知り合った由美子(沢尻エリカ)は 弟・直貴の兄が犯罪者であっても離れていかないたった一人の異性。 影ながら直貴を叱咤激励し続けます。 今の日本の犯罪に対する縮図を現してるような、これでもか これでもかと頑張っても頑張っても、近しい者に犯罪者がいるって 事で差別や偏見で周りから疎まれます。 みてて、けっこうこれがツライ。 杉浦直樹がぼそっと直貴に語りかける言葉があるんですが、 これがけっこう心に残ります。 そして、献身的に直貴に接する由美子。 最後のシーンでバックから流れてくる小田和正「言葉にできない」は もう涙…涙ですごくそのシーンにあっています。 服役している玉山鉄二も名演です。 これは、いろいろ考えさせられる映画です。 コレを見て自分や家族が犯罪者になると、世間から こういう風に見られてとことんまで追い詰められるという現実を 忘れてはいけないなぁと思わせる映画です。 手紙 スタンダード版【DVN-149】=>23%OFF手紙 スタンダード版 ●高橋瞳“コ・モ・レ・ビ”<初回限定仕様>CD(2006/11/1) 【CD】小田和正 / 自己ベスト:映画『手紙』挿入歌 “言葉にできない”収録<2002/4/24> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2007 02:34:16 PM
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