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斯波俊志

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May 12, 2007
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カテゴリ:映画
CSにて『誰も知らない』を観ました。
あの2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に柳楽優弥が14歳にして
輝いたという是枝裕和監督作品。


YOUが母親役で子供が4人いる設定。
その長男が柳楽優弥

ある日、YOU柳楽優弥があるアパートに
引っ越してきます。

父親は長期出張でいない、そして普通は二人だけで生活していると
嘘をついて。

引越しの荷物が届くと、二人はバッグ取りにいきます。
その二つのバッグには、次女と次男がエスパー伊東ばりに
隠れています。(笑)
そして、長女はあたりが暗くなって夜に駅まで長男が迎えに
行きます。

そうして5人の新しい生活がはじまります。
ほとんどの家事は長男がとりしきり長女は洗濯を。
他の子供たちは部屋から一歩も出ることができません。

というのは、いろんな事情があり子供全員が学校に
通わせてもらえておらず、母親は男遍歴がはげしく
子供の事もそっちのけで、家をずっとあけっぱなしに
なったりして、お金モなく苦しい生活を虐げられます。

ある晩から全く母親が帰ってこなくなり、
お金だけが現金書留である日着き、長男は
そこにかかれた住所をもとにNTTで調べて
電話をかけます。

すると母が別の苗字で電話にでて子供は絶句します。

これから、ひたすら暗く陰湿なストーリーが展開し、
ラストはかなり悲しい気分になります。

この映画はドキュメンタリータッチで描かれているだけに
子供の自然の演技がまた悲しみをさそいます。









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Last updated  May 12, 2007 07:04:48 PM
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