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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:映画
中島らも原作の『お父さんのバックドロップ』を観ました。
題材がプロレスということだけで予備知識なしに観ましたが なかなか楽しめる作品になっていました。 最初はコメディ作品かなって思ってましたが、 タイトルからも読みとめるように親子の話です。 主人公の下田牛之助を宇梶剛士、その子供・一雄を神木隆之介、 祖父・松之助をチャンバラトリオの南方英二 牛之助の所属する新世界プロレスの社長を生瀬勝久 時代は1980年、山口百恵が引退し、松田聖子がデビューした時代。 新世界プロレスは年間200試合をこなすが、経営の厳しい団体。 息子は母親が亡くなった時に、側にいなかった父親とプロレスを嫌っていた。 ある日、団体の経営を考え牛之助は、ヒールに転向する。 そしてTV中継のある大日本との対抗戦で、社長の方針も無視して 思いっきり大暴れするのだった。 それを観ていた友達が一雄の父親が牛之助だとばらし 学校でイジメをうける。 それに加えて大事にしていた母親の写っているビデオテープを おじいちゃんが、よりによって父親の試合を録画するために 上書きしてしまったのだ。 泣きながら街に飛び出す、一雄に牛之助は、 もう一度、自分や子供、死んだ妻の為に、無謀とも思える 異種格闘技戦へと決意するのだ…。 これは、もういわゆる日本版ロッキー的な要素があります。 最後がどうなるかと予想は出来ても、それに耐えうる出来となっています。 そうプロレスとは、こういったメンタルな部分を大きくはらんだ 他の競技とは違った要素があるという事を再認識できる作品でした。 AKIRAや大日本プロレスの本職のレスラーも登場しています。 お父さんのバックドロップ【ASBY-2951】=>20%OFF!お父さんのバックドロップ 《送料無料》(サントラ) お父さんのバックドロップ(CD) 主題歌 ストライク / スネオヘアー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2007 11:23:35 PM
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