NO GUTS, NO GLORY.
じゃんけん、ポーカーに始まり、年末ジャンボ宝くじに至るまでとかく賭け事のニオイがするものならとりあえず不得手な私。でも面白そうなニオイがするものなら、とりあえず鼻面までは突っ込んでみたくなるらしい。だから、呼び出しの声に帰省の荷物も早々に放り出してすっ飛んでいった。 `NO GUTS, NO GLORY.` こんなキャッチコピーのポスターが煌くトゥインクルレース。夜の競馬場に足を踏み入れたのは初めて。思った以上に穏やかだった。・・・闇夜をただひたすらにゴールへ向かって駆け抜けるこの馬たちのように、他のものなんて何一つ視界に入れないまままっすぐまっすぐ走っていけたらいいのに。私は散漫だ。