10月のテーマ『トートーメー』
昨日の夕刊に生活家庭にこういうのが見開き一面に出ていた。(琉球新報'05,10,31夕刊 http://www.ryukyushimpo.co.jp/)ここでも何度も語ってきた『トートーメー』。1980年頃の裁判で、決着がついたかのように思えたが、未だ根強いものとは思わなかった。今も「長男継承」主義が根強い。特に嫁や母親にとっては、「男の子出産プレッシャー」がものすごいものになっている。これは、私の母が経験してる事なので、理解できる。私、妹に続いて弟が産まれた時も、母はプレッシャーから解放されたかのように思えた。ところが世の中はままならぬもの。長男である弟が24歳の若さで急死されてしまった。妹は既に嫁いでおり、義弟の家業を継いでる。そうなると、長女の私が継ぐことになる。周囲の反対を受けようと構わない。それが両親の望みでもあるのだから。シングルの私が継ぐのに不都合もないし、幸い私には娘がいる。だだし、これは私の代限りでいいと思ってる。(親には内緒)娘には、自分の人生を思い通りに生きて欲しいから。文中に『トートーメーの為に子孫がいるのではない』。『女系継承でも良いと認め合えるような社会』『生きてる人間の生活や気持ちを犠牲にして、行事の継続だけを考えるのは本末転倒』まさにその通りだと思った。