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カテゴリ:旦那のこと
わが家の殿様旦那が 讃岐うどんのお取り寄せを 始めた。
「低カロリーで 消化がよいうどんを 食べることで 余分なカロリー摂取をおさえる」 んだとさ なんでも 昨年 香川で うどんを 食べまくった時 お通じの状態が すこぶるよかったらしい。 「 ついつい もう 一杯 ついつい もう 一品 」 と なりがちなのを 「 最後にうどんを食べることで お酒もつまみも ここまでと 踏ん切りをつけられる 」 んだと。 一度 言いだしたら 聞かないことは 長年のつきあいで よーーく わかってますから 「 ふぅ~ん 」 と 黙認。 確かに 本場の讃岐うどんは おいしいし お取り寄せするならば 私も 時々 食べられるわけだし まあ、 それもいいかなぁ~ なんて 思ったのが 甘かった。 お酒 飲まないし 食べる量も 少ないし 正味 20分ほどで 夕飯 食べ終わる 私に 対して 旦那は お酒を飲みながら のんびり ゆったり 毎晩 1時間半ほど かけて 夕飯を 召し上がる。 ( のんびりゆったり 食べるけど 見ているDVDは いつも倍速! ) 会話がはずむとか、 一緒にテレビを見て 楽しむとか、 そんなこと すっかりなくなった 熟年夫婦だから 私が 食べ終わってから、旦那が食べ終わるまでの 小一時間の その間の 私の所在なさといったら ない。 一時期ずっと 夕飯時 一緒に見ていた ( 見させられていた ) 旅番組 ( 倍速 ) も どうやら 私が さして見たがっていないことに 気づいたのか 旅番組のあまりのマンネリぶりに 自ら興味を失ったのか このところ とんと 見なくなり もっぱら せわしなーーい海外ドラマを見ながら 食事してる 旦那。 それをいいことに 食べ終わって ひと息つくと さりげなく席を立って とりあえず キッチンに ポジション移動している 最近の私である。 とはいえ、 「 氷ちょうだい 」 とか、 「 お酒のお代わり 」 とか、 「 そういえば あれどうした? 」 とか 時々 お声がかかることを 想定して 聞こえる範囲の場所での いわば 待機状態なのだ。 ( お食事中の殿様を 放って置いて さっさとお風呂はいるなんてことは 考えられない...) 一日の終わりに かならず うどんを食べる 「 うどん生活 」 が 始まってからというもの.... ゆっくり お酒とお食事を 楽しまれた旦那は 1時間半ほど 経過して そこでやっと おもむろに 「 じゃあ そろそろ うどん 頼むよ 」 と おっしゃるわけであり.... そんでもって 本場の 讃岐うどんときたら ゆでるのに必要なお湯の量が とりあえず 半端なく 1人前に対して 少なくとも 1リットルは必要 なのであって この 1リットルのお湯を 沸騰させるだけでも 結構な時間が かかる上に しかも 旦那がお取り寄せする 極太の讃岐うどんは ( 太いのが 好きらしい...) ゆで時間が 『 15分 』 と きてるから お湯 わかして うどん ゆでて ( その間に ネギきざんで 大根おろして 生姜おろして 水でしめるのに 水道水じゃ冷たくないので 氷水 用意して.... ) 結局 そんなこんなの うどん関係 所要時間 30分。 ここまでの待ち時間の 小一時間 プラス さらに 30分.... 何をするでもなく 旦那につきあうこと 2時間あまり.... いつまでたっても 片付かないこと 2時間あまり.... 一度.... 「 お湯 沸かしておくから ゆでるぐらい 自分でやってくれない? 」 と 言ったら 殿様、 2日ほど 機嫌悪くて めんどくさかったぁー そんなわけで すっかり定着した うどん生活 「 えっちゃん、土曜日にまた うどん50食 届くからネ。 サービスで 8食プラスされるらしいよ♪ 」 なんて とってもうれしそうな 殿様。 ( クール便で 送料高いから 一度に なるべくいっぱい 注文するんだそうだ ) さすがに 50食を 1食ずつ小分けして 冷凍する作業を ひとりでやったら あまりにも 重労働だったので ( あたり一面 粉だらけになるし ) それは 旦那にも 手伝ってもらってる。 ( お酒 飲んでない昼間なら、結構 手伝ってくれるようになった 殿様 ) 「 冷凍庫が うどんだらけ 」 と 愚痴ったら なんと 新しい冷蔵庫も 買ってくれるという。 ( 稼ぎがいいのだけが取り得 みたいな旦那なので、 こういう時は 遠慮なく買ってもらうに限る ) かくして 今日も 旦那がうどん食べる ツルツル音とともに 1日が 終わっていく そんな レティ家なのであった。 ( といっても、私は.... それから 食卓を片付け始めて それが終わると やっとお風呂 ってわけだよ ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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