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道草日記  旅・釣り・ワイン

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2015.04.05
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カテゴリ:高校生カナダ留学
 息子にアメリカの救急医療ドラマ「ER」のDVDを見せたせいか、中学2年の職業体験学習で近くの救急病院を選択。救急現場が格好良かったそうで「医者になりたい」なんて言い出しました。

お前の成績では無理だよな~なんて思いながら、息子の頑張りにちょっぴり期待。しばらくは真面目に勉強していたようですが、ゲームなどに熱中して成績はすぐに元の木阿弥。そんな経緯もあり、子供が選ぶべき道を考えるため日本の将来につき勉強することにしました。


<日本の経済的没落予想>

実際、一人当たりのGDP
 1990年 世界第8位
 1995年 世界第3位
 2000年 世界第3位

1986~2001年のバブル景気時代、日本は確かに世界有数のリッチな国でした。
上位にはルクセンブルクやスイス、北欧の国など人口の少ない国だけでした。

 2005年 世界第19位
 2010年 世界第16位

 2011年 世界第16位
 2012年 世界第15位
 2013年 世界第24位

ところがバブルが終わるとともに凋落が始まりました。現在の円安を考慮に入れると、今年はすでに香港、韓国等に抜かれている可能性があり、今後一人当たりの所得で中国を初め多くの国に抜かれアジアで普通の国に埋没してゆくという予想もあります。

北欧のスウェーデン、ノルウェー、デンマークが高福祉国とされていますが、それは一人当たりの所得が高いから実現できているのであり、今後相対的に所得が伸びない日本では福祉も後退させざるを得ないと考えられていますし、それが実際に始まっています。厳しい時代が来そうです。

さらに、人口減少、労働者減少の影響は大きいようです。仮に今の一人当たりのGDPを維持したとしても、2040年の国のGDPは2012年より25%減少し、インフラの維持ができないという予測もあります。
http://president.jp/articles/-/11641



<息子の尻をたたいて医師にすれば大丈夫か?>
 
年齢別人口の上位5傑(=200万人以上)は、
 64才 223万人
 65才 221万人
 66才 209万人
 63才 204万人
 40才 202万人 =第二次ベビーブーム

これに比べて
 24才 127万人で毎年下がり続け、9~0才は110万人以下
 今後生まれてくる子の年齢別人口が100万人を下回ってくることは確実で、
 どこまで減るか見当もつきません。
  参照: 2013年10月1日のデーター


今は高齢者が急速に増加するフェーズにあり、医師不足が問題になっています。
今後20年は、医療・介護系の仕事は益々増加し、人手不足が続くでしょう。

今60歳代の方々がこの世を去る20年後から老人の数は急速に減少に転じます。
医療需要の大半は高齢者です
現在、医師不足に対し医学部の定員を増やしていますし、医大新設の案もあるようです。
増やした医師が仕事から降りるのは30年以上先のことです。

30年後、急速に医療の需要が減るのに医師は増え続けることになります。
つまり深刻な医師過剰時代を迎えることになります。

ヨーロッパでは20年も前から医師過剰で医師の失業問題が深刻になり、
ドイツでは保険医68才定年制や医学部入学定員20%削減、
フランスでも保険医57歳早期退職勧奨制度や入学定員大幅削減6400人から3500人などが
行われたそうです。

これから医師になる人は、ドイツやフランスが過去に経験した医師過剰・失業時代を
経験せざるを得ないことは明白と思われます。

当然のことながら、現在の多くの開業形態は成り立たなくなります。
これは2040年問題として医療界では心配されているそうです。


“There is always room at the top.”  Webster
こういった方には、どんな方向に進もうが問題ないと思います。

しかし、息子の尻を叩いて医者にできたところで、
“There is no room at the bottom.” になりかねません。
医師になるなら本当に優秀でなくっちゃ危ないと判断しました。

続く・・・





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<このブログ内の高校留学記事>
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 高校生海外留学(カナダ) 3 時の流れと留学
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Last updated  2016.01.18 12:41:41



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