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カテゴリ:国内旅行
二戸の街道沿いに立派な木が沢山ある丘が見えます。 安養寺とか成田山とか書かれているお寺さんでした。 そこがら街道を100m南に下ると、面白い名前の稲荷があります。 香りを呑む稲荷さんか・・・ とんこうイナリと読むのですね ここにも先ほどの丘に上がる階段がありました。 その道の左右に狛犬とおキツネさまの石像があります。 左のキツネ 何だか色っぽいでしょ。 右のキツネ やっぱり艶めかしいですよねぇ 案内板を見ると、この丘は史跡・九戸城跡となっています。 そうか、ここがあの九戸城だったんだ! 九戸城については、九戸政実の乱という悲しい史実が残っています。 この戦いは秀吉による天下統一の総仕上げとされ、 降伏開城すれば助命するとの約束で開城させたあと、 豊臣方は約束を破り場内に居たものは女子供まで一人残らず 惨殺皆殺しにしたそうです。 秀吉はこのなで斬り皆殺しのことを史実に残すことを禁じ、 歴史から消し去ろうとしたとの言い伝えもあるようです。 平成7年の発掘調査で首を刎ねられて刀傷を負った女性を含む複数の人骨が 発見され、伝承が正しかったことが裏付けられたとのことです。 その後お上は、九戸の名を消すため福岡城と改名しましたが、 領民は九戸氏への思いから九戸城と呼び続けて現代に至っているとのことです。 出展:二戸市教育委員会文化財課ページ 九戸城(ヴィキペディア) 九戸政実の乱(ヴィキペディア) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.27 03:46:38
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