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故 道草より皆様へ
どんな方が見てくださってるのだろう インターネットって不思議ですごいね そう語りながら ぽつりぽつりのペースではございましたが 道草が感動 感激したことを 徒然なるままに綴らせていただき 気が付けば15年という月日 趣味謳歌人生の中 素敵な方々に巡り会うことができ 本当に幸せだと思う これこそが豊かな人生だと いつも笑顔あふれんばかりに 申しておりました 先月 3月16日早朝 岡山の実家へ帰省中 カナダ留学中の息子とスカイプで話していたところ 急に呼吸苦出現 意識消失 その異変を察知した息子が 私へ連絡 急いで電話すると 「不整脈が出てるみたい 帰ってから心電図取りに行かなきゃいけないかな 早めに帰宅するよ」 ・・・・その後 私への連絡は こちらのメールが最後になりました 帰宅を待っていた私へ 立て続けに京都赤十字病院と 京都下京警察署 強行犯係の方より お電話があり「心肺停止」と すでに息を引き取り死亡確認も済んでいる旨が 伝えられました 岡山からの帰路新幹線内 大阪ー京都間でぐったりしている姿を 巡回の警備員さんが発見して下さり 車内AED処置はじめ 京都駅に駆けつけてくださった 救急隊員さんの尽力叶わずだったとのことも 後 警察の方がお話しくださいました また 車内の不審死ということで 殺人等担う強行犯係がご担当下さり 病院到着からその日滞在を余儀なくされた 宿泊するホテル さらには遺体搬送ご指南至るまで あたたかな人情味あふれる 多大なお気遣いいただきながら 警察署内遺体安置所にて 本人確認となりました お葬式は本人希望にて 家族葬を・・・ 京都に1泊 それから 友引も重なり幸運なことに トータル4日間 道草と過ごすことができました 息子もこれまた コロナ騒動で空港閉鎖 空港足止めをぎりぎりですり抜け 翌日23時過ぎ帰国 もう数日遅ければ会えなかったと思うと 本当に幸運でした 1組限定の家族葬専用の会場で 朝から晩まで付き添え 夜間は隣でずっと添い寝しながら なんだかそのまま起きてきてくれそうなのに 起きなくて ぽんぽんしても ワイン見せても やっぱり目を覚ますことなく 起きなくて・・・・ 情けなくも何度も繰り返してしまう思い あの朝 あの時 私か息子がそばにいたら 大きな発作の前になんとか助けられたかもしれない マラソントレーニングを止めていたら 心臓に負担が無かったかもしれない ひとつひとつの「たられば」が始まり 行きつく先は 「私と出会わなければもっと幸せな人生 長生きの人生だったのでは・・・」と 苦しいほどに涙がこみあげてきてしまう中 「どんなに尽くしたって 後悔はあるものだと思う」と息子 荼毘後 豊橋での葬儀を許してくださった 岡山の母へも会いにゆきました ワイン 釣り スキー マラソンに旅 仕事 趣味の場で お付き合いくださった皆様のことが 本当に大好きで大好きで たまらないってくらい 心底ご尊敬しておりました 皆様には この場をお借りし 道草に代わってお礼申し上げさせてくださいね 今までお付き合いくださって 誠に本当にありがとうございました また 家族葬ということで お越しくださるご意向ご希望を 恐縮ながらご遠慮させていただいた不躾さ どうかお許しくださいませ お忙しい皆様のお時間を ここで割くのではなく なにより未来につながる 豊かな時間に是非当ててほしい 生前 道草はそう願って申しておりました 遺骨はこれまた 道草の願い さらに息子の強い希望もあって 岡山の母へ息子から直談判し 海への散骨を許していただけました 「これで全世界どこからでも 海を見てお父さんを思い出せる」 今年3月上旬に20歳になったばかりの息子と 次回夏の帰国時 一緒にワインを飲めるという夢は 残念ながら叶わずとなってしまいましたが 道草のDNA刻まれた息子の趣味謳歌旅人生が すくすく粛々と沁みこんでいくことを 今はただただ願いながら 残されたものの使命として たくさんの笑顔あふれさせながら 一生懸命生きていこうと思います このような形で 大好きな皆様とお別れになってしまいましたが あらためまして 道草妻・息子よりお礼申し上げます 豊かな人生を共に過ごしてくださって ありがとうございました 皆様のご健康 ご多幸 素晴らしき人生を 心よりお祈りしてます 代筆 道草妻・息子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.07 20:54:23
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